2017.08.23

理論派プロコーチとしても幅広く活躍する森岡賢プロ。 そんな森岡プロが全幅の信頼を寄せるREVEシャフトの魅力とは

中学2年の夏、叔父のすすめで初めてクラブを握り、そのわずか2年半後、高校2年時に出場した「全国春季高等学校ゴルフ選手権」で優勝を飾るというセンセーショナルな結果を残し一躍注目を集めた森岡賢プロ。2004年には「世界ジュニアゴルフ選手権 男子15~17歳の部」に出場するなど、ジュニア時代から全国レベルで活躍、高校卒業後はオーストラリアへ渡り、厳しい環境の中でゴルフ留学し、徹底してトレーニングに励むとともにゴルフ理論を学んだ。
 

その後、一旦ゴルフ界を離れたものの、26歳時にゴルフを物理分析する経験を重ね、現在レッスンプロ、プロコーチとして幅広く活躍している。
 

かんたんに森岡プロの経歴を紹介したが、森岡プロのゴルフの根幹となっているのが物理現象、すなわちメカニズム。例えば、ヘッドがどのようにボールにインパクトし、その後ヘッドがどのような動きをするのか・・・これだけでもボールの軌道は大きく違う。当たり前のことがわかっているか、いないかだけでスイングは変わってくるし、クラブのポテンシャルを発揮できるかにも関わってくる。レッスン活動にもボリュームを置く森岡プロは現在、「Ken Morioka Golf Academy」を主宰し、アマチュアへのレッスンも行なっている。思うようにレベルアップできていない受講者に対して、スイングの矯正はもちろんだが、頭でもしっかり納得してもらうように理論の面からもきちんと説明するのが森岡流。森岡プロのレッスンがわかりやすいと言われる所以は、まさにこういったゴルフ理論の造詣の深さからによるものが大きいのだろう。
 

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飛ぶシャフトでありながらコントロール性能も高く、操作性も抜群にいい。
まさしく唯一無二の性能だと思うんです

そんな森岡プロだからこそ、クラブに対してもこだわりを持つ。特にシャフトには気を遣っており、求めるポテンシャルは高次元だ。
 
「だからこそ、REVEシャフトを選んだんです」。
 森岡プロが現在使用するのは、もはや名器ともいわれるREVE「インパクトボロン」。ドライバーとフェアウェイウッドに装着されている。
 
「これまで使用してきたシャフトは重みのあるハードスペックで、ヘッドスピードと同調させてフェースのぶれをできるだけ小さくするには当たり前の選択だと思っていました。とはいえ、頭の片隅に柔らかいシャフトを使って『スイングの間をとりたい』という願望もあったんです。ただ柔らかいシャフトはどうしてもインパクトで当たり負けしたり、ヘッドが思うように戻って来なかったり、デメリットもあるということで敬遠していた部分も正直ありました。そんな時にたまたま試打させていただいたのがインパクトボロン。ワッグルした時は軽さと柔らかさが際立って、物足りないような感覚も受けたのですが、いざ打ってみると、力強いシャフトに一変。大きなしなりとともにダウンスイングではまるで自分のスイングに合わせるかのごとく、ヘッドがスピードを上げてぐんぐんインパクトに向かっていく。これには正直、驚かされましたね。それにほかの走り系のシャフトと大きく違うのは、先端の強さ。しなりが大きいながらも先端がしっかりしているということで、飛ぶシャフトでありながらコントロール性能も高く、操作性も抜群にいい。REVEさんのシャフト全般に言えることなのですが、まさしく唯一無二の性能だと思うんです。ツアープロ、ドラコンプロからアベレージゴルファーまで、幅広い層のゴルファーから支持されるのも納得のポテンシャルですね」
 
 

インパクトボロンが長年悩ませたドライバーイップスを治してくれた

今やインパクトボロンを“溺愛している”といっても過言でもない森岡プロだが、かつてはドライバーイップスにも悩まされていたという。
 
「19歳の頃に今まで曲がらなかったドライバーが曲がりだして、それが原因でドライバーイップスになってしまったんです。チーピンと右プッシュが止まらなくて、酷い時にはスイング中に手が震えることもありました。その後、オーストラリアのゴールドコーストに1年間ゴルフ留学して色々な理論を学び、日本にはまだなかったスイング理論も身に付けることはできたのですが、イップスを完璧に直すことはできませんでした。そんな時に出会ったのがインパクトボロンなんです。この1本のシャフトが自分を救ってくれたといってもいいのではないでしょうか。これまでイップスを治そうと多くのシャフトを試してきましたが、このインパクトボロンを使用したことで、これまでのイップスがなんだったのだろう、と思うほどきれいに治ってしまったんです。使用してきたシャフトの多くは、自分が正しいスイングをしたとしても曲がってしまったり、反対にスイングにミスがあったとしてもいいボールが出たり。結局、何が良くて何が悪いのかわからなくなっていたんです。ところがインパクトボロンは正しいスイングをしていれば、いいボールを打つことができますし、スイングにミスがあればミスどおりのボールが出る。まったくクセがない、本当に素直なシャフトなので、結果に迷わされることがなくなったわけです。これがドライバーイップスを克服できた要因です。REVEさんの技術力の高さだと思うのですが、信頼して振っていけばその通りの弾道が出る。克服するのに時間は掛かりましたが、遠回りしてでもこのシャフトに巡り合えたのは、大袈裟ではなく待った甲斐があったとつくづく感じるんです。今まで出会った中で最高のシャフトだと言えますね。イップスを治してくれるほど素晴らしい挙動なのですから」
 

誰でも『高打ち出し、低スピン』で飛距離アップを実現してくれるシャフト

「インパクトボロンを使用して、ヘッドスピードも2~3m/sは上がっていますし、アベレージゴルファーの方でも、このシャフトを使えばヘッドスピードが1~2m/sはすぐに上がるのではないでしょうか。打ち出しも高いですし、今の主流である『高打ち出し、低スピン』で相当な飛距離アップを実現してくれると思います。それに特にアマチュアの方におすすめしたい部分は、先述したスイングのミスがそのままミスとなってボールに表れるという性能。どんなスイングのミスだったのかが、はっきりとわかるわけですから、そのミスを参考にさえすれば、良いスイングに導いてくれる。まさに『嘘をつかないシャフト』がインパクトボロン。このシャフトがスイングのすべてを表現してくれるはずです」
 

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■森岡賢(もりおか けん)プロフィール
1988年1月5日生まれ。高知県出身、高知高等学校卒。中学2年からゴルフを始め、高校2年時に全国春季高等学校ゴルフ選手権で優勝という快挙を成し遂げる。JGA派遣で世界ジュニアゴルフ選手権日本代表、JGAゴルフアワード優秀賞受賞。高校卒業後、オーストラリアにゴルフ留学。帰国後ゴルフ場勤務を続けるが、24歳の時に商社のサラリーマンに転身。ゴルファーとしてだけでは経験できない、ビジネスマナーや経営理論など社会人としてのベースを身につける。26歳で再びゴルフの世界へ。ゴルフを物理分析する経験を重ね、現在レッスンプロ、プロコーチとして活躍中。兵庫県三木市にあるゴルフ練習場、樫山ゴルフランドを中心にレッスンを展開しており、トップアマからアベレージゴルファーから多大な信頼を得るとともに、コーチングの手腕はプロ、研修生からも高い評価を得ている。