2017.07.20

名伯楽・岩崎将人プロも驚愕したポテンシャル

インパクトボロン・リボルバーの底知れぬ可能性

 

しなりと鋭い戻りで人気のIMPACTBORON REVOLVER(インパクトボロン・リボルバー)。名器・IMPACT BORONをベースに軽量化し、先端にチタンを入れたことで剛性を強め、男子プロでも打てる40g台シャフトをコンセプトにした「軽い」そして「伝わる」シャフトとして大注目のモデルだ。アベレージゴルファーからドラコントップ選手まで圧倒的な支持を得る、そんなIMPACTBORON REVOLVERを名伯楽として知られる岩崎将人プロがインプレッション。その魅力を語ってもらった。
 

170720_岩崎プロ

 

軽量ながらもしっかり感があって、これまで感じたことがない不思議な感覚

 

今、最も熱いシャフトメーカーであるREVEさんのシャフトは以前から使用していて、レイヴァー・アーマード・レディはまさに自分の片腕ともいえるギアです。そんなREVEさんからリリースされているインパクトボロン・リボルバーももちろんチェック済みで、実際に打ってみても素晴らしいシャフトのひと言に尽きます。インパクトボロン・リボルバーの魅力を私なりに紹介させていただきます。
 

まず実際にアドレスした時のファーストインプレッションですが、その印象は忘れられません。40g台とお聞きしていましたので、正直頼りないシャフトを想像していたのですが、まったく頼りなさはなく、軽量ながらもしっかり感があって、これまで感じたことがない不思議な感覚に襲われました。「軽量なのになんだ、この剛性は!」と。
 

実はREVEさんのシャフトに出会うまでは、80g台のTXという重くて硬いシャフトを好んで使用していたんです。いわばそんなハードスペックシャフトとは相反する性質であるインパクトボロン・リボルバーが、なぜかすごく手に馴染んだんです。実際にボールを打ってみても、弱々しさの欠片もなく、まったく違和感がない。もちろんですが、今までに振ったことがない、唯一無二の感覚です。
 

もちろん、そのしなりの大きさ、そして戻りのスピード。ここまでシャフトは進化しているのかと驚かされたのは言うまでもないでしょう。私のヘッドスピードではハードスペックを使わなければ、インパクトでヘッドが遅れてしまう・・・という概念がこびりついていましたから、インパクトボロン・リボルバーの挙動はショックを受けたほどです。別段、シャフトの柔らかさにスイングを合わせるわけでもなく、ハードスペックのシャフトを思い切って振り抜くがごとく、いつも通りのスイングをしているのにも関わらずインパクトで正しい位置にヘッドが戻ってきてくれる。そして大きな飛距離を生み出してくれる。第一印象からこのシャフトの魅力に惹きこまれましたね。
 
 

使い手を選ばない、まさに進化したシャフト

 

ゴルファーのパワーを効率的にヘッドスピードに換えるためには、シャフトがしなって戻るエネルギーを利用することが大事。このインパクトボロン・リボルバーは実際、柔らかく、バックスイングでは相当しなっているのですが、ダウンスイングでそのスイングをも追い越すかのごとくスピードを上げて戻り、インパクトでは「逆しなり」をつくりだしています。結果、同じスイングをしていてもヘッドスピードが上がり、ボール初速もアップする。軽いシャフトにありがちな吹き上がりもなく、その軽さを利用して操作性にも長けています。
 

しかも使い手を選ばない。誰でもこのシャフトの恩恵を最大限に活かすことができるはずなんです。聞くところによるとドラコンの試合でも使用プロが相当優勝を飾っているそうですし、ツアープロの使用率も高まっている。それでいてオートマチック的にヘッドが正しい位置に戻ってきてくれるという性質から非力なアベレージゴルファーでも十分使いこなすことができる。まさに進化したシャフトだといえるのではないでしょうか。ぜひアマチュアゴルファーの方々にもっと使用して頂きたい、そして楽にさらなる飛距離を体感して頂きたいですね。
 

また私のようなプロゴルファーは試合に出場すると、相当体力を使います。どうしても試合終盤になるとスイングにも影響が出てしまい、飛距離が落ちたり、ボールがばらついたりすることもあるのですが、このシャフトは軽量なうえに全力で振らなくてもボールが伸びてくれるので、試合終盤でも高いパフォーマンスを発揮してくれる。実はプロにとってこういった面も非常にありがたいのです。
 
 

岩崎将人(いわさき まさと)プロ
1979年3月26日生まれの38歳。福島県出身。豪・サウスクイーンズランド高校卒。15歳からプロゴルファーである両親の影響でゴルフを始める。高校卒業後、アメリカで江連忠プロと出会い、その後江連忠ゴルフアカデミーのスタッフとなる。QTを受験し、ツアー出場を目指しながら、これまで諸見里しのぶプロ、飯島茜プロ、松森彩夏プロ、松森杏佳プロら数多くのプロのキャディーを務め優勝も経験する。またPGAティーチングプロA級のライセンスも取得しており、現在数多くのプロゴルファーのコーチングも務める。