第2回三木市レディースゴルフトーナメント 荒木美友プロが初日、7アンダーの驚異的スコアでトップに
優勝は逃すものの、確かな手ごたえをつかむ
賞金総額1,000万円、優勝賞金200万円と単独開催としては高額であり、さらに今年10月に三木市内にあるマスターズゴルフ倶楽部で開催されるLPGAツアー「NOBUTA GROUPマスターズGCレディース」への出場権も得られるということもあって、関西圏を中心にステップ・アップ・ツアーでの優勝経験を持つ選手などが出場。ギャラリーも入場可能で、多くのゴルフファンが試合を見守るトーナメントとなった。
そんな三木市レディースゴルフトーナメントで一際注目を集めた選手がREVEユーザーのひとりである荒木美友プロだ。初日を8バーディー、1ボギーの7アンダーという驚異的なスコアを叩き出し、単独トップ。最終日を最終組でラウンド、スコアは伸ばせなかったものの5アンダーの8位タイで終え、ポテンシャルの高さを印象付けた試合となった。
プライベートを含めて、ベストスコアという初日のスコアについて、そして最終日のプレーについて聞いてみた。
―2日間、厳しい暑さの中のラウンド、お疲れ様でした。
荒木 お疲れ様でした。
―なんといっても初日の「65」、すごかったですね。アウト31、イン34ということで、バーディーはいくつ取ったんですか?
荒木 8バーディー、1ボギーです。
―この日の良かった部分というのはどんなところだったのでしょうか?
荒木 そうですね、コース戦略がうまくいったところではないでしょうか。ジャパンメモリアルゴルフクラブはほとんどラウンドしたことがないコースで、練習ラウンドもせず、ほぼぶっつけ本番のような形で試合に挑んだんですが、前もってゴルフメモだけはチェックしていたんです。例えばこっちのピンの時はこっちに外してはいけないだとか、そういった部分は頭に入れていましたので、安全な場所にきちっと打てていたのが良かった部分だと思います。
―なるほど。コース戦略どおりのプレーが「65」をマークした要因だったんですね。ショットの正確性がこのスコアをもたらしたということなんですが、パッティングの調子はどうだったんですか?
荒木 パターも良く入ってくれました。
―「65」というスコアはこれまでのベスト?
荒木 試合、プライベートを含めてベストスコアです。
―LPGAツアーではありませんが、最終日を最終組でまわるというのは、気持ちよかったのでは?
荒木 そうですね、気持ちよかったですね。私自身、あまり緊張しない方ですので、最終日も緊張することなくラウンドすることができました。
―ただ最終日は5番でボギー、7番でバーディーを取るものの、9番、11番でもボギーとスコアを落としてしまいました。初日と最終日の違いというのは?
荒木 気持ち的に緊張はなかったのですが、体がどこか緊張している部分があったのかなぁ、って思います。初日と比べて思い通りにスイングできていなかったように感じますね。ドライバーでフェアウェイキープできてもセカンドで寄せきれずというホールが多かったですね。
―戦略を練っていても戦略通りに打つことができなかった。
荒木 ということですね。ただ11番でボギーを打って以降、18番までパー。上がり3ホールもすべてパーオンできなかったにも関わらず、寄せてパーを拾うことができましたので、その辺りは収穫だったと思います。リカバリーを結構できるようになったのは、成長したのかなって思います。最終日も確かにスコアは落としたんですが、トータル5アンダーで決して悪いスコアではありませんので、自信は持てるスコアだったと思います。
―話は変わりますが、シャフトはインパクトボロン・リボルバーですよね。
荒木 はい、そうです。今はドライバーとスプーンに使わせていただいています。すごく良い感じで、私のプレーを支えてもらっているシャフトですね。