ついにというべきか、とうとうというべきか。この夏、REVEのもとにアメリカから次々と文字どおり激熱なニュースが届けられた。世界中から規格外のドラコンプレーヤーが集結するWORLD LONG DRIVE CHAMPIONSHIPに参戦するモーリス・アレンがランキングトップに君臨。さらに７月22～25日にコロラド州デンバーのパークヒルズGCで開催されたMile High Showdownの女子部門準決勝にてフィリス・メティが406ヤードのビッグドライブを放ち、ワールドレコードを更新したのだ。
 

モーリス・アレン、フィリス・メティともに、以前からREVEシャフトを使用してきた選手。まさに両選手が世界へ向けて、REVEシャフトのポテンシャルの高さを実証するビッグニュースとなった。
 

2017年シーズン、最多の３勝目を挙げ世界ランキングトップに

 

 

今シーズン、まさに絶好調ともいえるモーリス・アレン。これまでシーズン２勝を挙げ、ランキング４位で迎えた8月４～６日、ノースカロライナ州ヒッコリーのカタウバCCで開催されたCatawba Classicで見事優勝を飾り、シーズン３勝目を挙げWLDランキングトップに立った。
 

6月15～16日のTennessee Shootout、７月22～25日のMile High Showdownに続く勝利に「世界ランキング１位に立てたということは大きな幸せと栄誉です」と話してくれたモーリス。残り１戦を全力で戦ってくれることだろう。
 

ここで改めてモーリスを紹介しておこう。1981年11月20日生まれ、アメリカのフロリダ州で育ち、フロリダA＆M大学で生物学の学位を取得する。またカイロプラクティックスクールにも通い、ゴルフプレーヤーとなった。モーリス・アレンの名を世界中に轟かせたのは、211mphというボールスピードのギネス世界記録を樹立したこと出来事だろう。しかも３番ウッドで叩き出したというから、ゴルフ界が騒然となったのはいうまでもない。2015年、2016年はロングドライブ・ヨーロッパツアーに参戦しツアーチャンピオンのタイトルを獲得している。最長飛距離は484ヤード。
 
 

400ヤードの壁を破り、長年更新されなかったワールドレコードを樹立

また７月25日、衝撃のニュースが世界を駆け巡った。アメリカ・コロラド州デンバーにあるパークヒルズGCで開催されていたMile High Showdownの女子部門でフィリス・メティが406ヤードの世界記録をマークしたのだ。この記録は2009年にスウェーデンのサンドラ・カルボリが保持していた391ヤードを軽々と超えるもの。ショットはキャリーで約340ヤードまで伸ばし、60ヤード以上のランを稼いだというから驚きだ。クラブスピードも女子選手の平均である時速90マイルをはるかに超える119マイル、ボールスピードは時速177マイル。まさにドラコン女王の名にふさわしい記録を樹立しメティ。今後さらなる記録更新を期待したいところだ。
 

フィリス・メティを紹介しておこう。1987年7月11日生まれのメティは、ニュージーランドのオークランド出身。ニュージーランドで生まれたものの、クック諸島のマオリ族の血を引いている。2006年には、Womens Worldロングドライブ選手権で326ヤードを獲得し、19歳と3ヶ月で最年少の優勝者となった。2009年にプロに転向し、オーストラリア女子プロゴルフツアーに参加するためにオーストラリアに移住している。2016年にはWomens World Long Drive Championshipで2度目の優勝を果たしている。