REVOLVER FUを使用する竹山佳林プロがLPGAツアー「スタンレーレディスゴルフトーナメント」出場
成績は思うようにスコアを伸ばせず、残念ながら予選通過はならなかったが、確かな成長を示した竹山プロ。REVEシャフト使用プロとして、スケールの大きなプロになるためにも、これからも貪欲にチャレンジしてもらいたい期待選手のひとりだ。
これまでの成績を振り返ってみると、ルーキーイヤーの昨年はステップ・アップ・ツアー「フンドーキンレディース」で8位タイの成績を残すなど活躍したものの、クォリファイングトーナメントではセカンド止まり。この結果により、今シーズンの竹山プロは、レギュラーツアーはもちろんのこと、ステップ・アップ・ツアーも前半戦の出場に限られることとなった。
とはいえ限られた試合数のなかで確実に階段を駆け上がるように、ステップ・アップ・ツアーではラシンク・ニンジニアで4位タイ、ECCレディスでは2位タイ、カストロールレディースでは3位タイと着実に成績を残し、また宮里藍プロの国内最終戦となったLPGAツアーのサントリーレディスでは予選会から勝ち上がり、決勝ラウンドの舞台も経験した。
好調をキープして1年戦いところではあったが、好不調の波は誰にもあるもので、3位タイとなったカストロールレディースから約1ヶ月の試合のブランクがあったこともありバイオリズムがやや低下。細かな部分での悩みも抱えはじめ、練習ラウンドでも思うようなパフォーマンスを発揮することができなかった。そんな折に、シャフト提供を受けるREVEでクラブ調整を行ない、これが功を奏して再び調子も上向きに。さらに新兵器としてハイブリッドユーティティ専用モデルのREVOLVER FUの提供も受け、完全に復調した。それを示したのがスタンレーレディスゴルフトーナメントだ。予選会からの出場となるのだが、この予選会で2アンダーをマーク、今シーズン2戦目となるレギュラーツアー出場を掴みとったのである。もちろん、本戦出場にはREVOLVER FUの投入効果が表れたのは言うまでもないだろう。
「3Uと4UにREVOLVER FUを装着しているのですが、どちらの番手も実は飛距離が10ヤードも伸びています。3Uで200ヤード、4Uで190ヤード。これだけ伸びるなんて正直驚きで、今回の予選会でも相当な武器になってくれました。しかも飛距離が出るにも関わらず、高さも出せますし、しっかりボールを止めることができる。またブレもほとんどなくショットの精度も向上しましたので、長い距離でもピンポイントで狙っていけるようになっています。タイトなロングホールでセカンドショットを安全に、正確に刻んでいきたいケースなんていうのは効果抜群で、自信を持ってユーティリティを使えるようになりました。それに軽量ということで、すごく振り抜きやすいですし、ヘッドスピードも上がっていると思います。振り抜きやすさのおかげで、ラフでもあまり抵抗を気にすることなく思い切ってショットすることができていますし、アイアンを持つかユーティリティを持つか使うか迷うシチュエーションでも、今ではほぼユーティリティを選択するようになりました。本当に頼りになるシャフトですね」と竹山佳林プロは話す。プロレベルで10ヤード飛距離を伸ばすというのは至難の業。それでもこのREVOLVER FUを使用することで、いともたやすく伸ばしてしまうのだから、そのポテンシャルの高さを感じずにはいられなかったはずだ。
2017シーズンはレギュラーツアーの予選会を2度通過。今後はフィジカルを強化し、初優勝を目指す
2017年シーズンの前半を振り返ってもらうと「昨シーズンはルーキーということで、プロの試合そのものに慣れていませんでしたので、色々戸惑ったりしたこともあったのですが、2年目の今シーズンはようやくプロの水にも慣れてきたのかなぁ、と思っています。少しはプロとして堂々としたところも皆様にお見せできたのではないでしょうか。残り試合も少なくなってきましたが、できるだけ早くまず1勝を挙げられるように頑張ります」と竹山プロ。昨年の予選会通過はフジサンケイレディスでの1回のみだが、今シーズンはすでに2度の予選会通過を経験しているし、アマチュア時代も全国レベルではほとんどなかった優勝争いも経験。今後は恵まれた体格を活かし、飛距離をアドバンテージにできるように筋力アップを目指すとともに、課題であるアプローチ・パターのレベルアップにも励んでいく。REVEシャフトで初優勝を飾る日も遠くはないはずだ。