2018.05.02

[Pro Golfer TOPIX:西木裕紀子プロ] ツアーでTOXIC R460を初投入

男子プロも打てる40グラム台をコンセプトに開発した、チタン融合の激トビシャフト「IMPACT BORON Revolver」、軽量でしっかり弾いて飛距離がぐんぐん伸びると評判の高性能フルボロンシャフト「IMPACT BORON」、鋭いしなり戻りで高次元の振りやすさと飛びを実現した「レイヴァー・アーマード・レディ」、スチールシャフトに近い安定性のある飛距離と方向性、カーボンシャフトの軽さと高弾道を兼ね備えたアイアンシャフト「I.Elevation」、そしてファン待望のドライバーヘッド「TOXIC R460」など、REVEからリリースされた数々の高性能製品を愛用するプロゴルファーの近況を届ける[Pro Golfer TOPIX] 。今回はLPGAツアー「Tポイントレディス」で48位タイ、ステップ・アップ・ツアーでも上位入賞の活躍を見せる西木裕紀子プロにスポットを当て、「パナソニックオープンレディース」で初投入した「TOXIC R460」について話を聞いた。
 
 

「シーズン中の変更ということで、正直少し不安はあったのですが、この試合でそんな不安も吹き飛びました」

2018年LPGAステップ・アップ・ツアー第3戦「パナソニックオープンレディース」(賞金総額2,000万円、優勝賞金360万円)が4月18~20日の3日間、京都府京田辺市にある田辺カントリー倶楽部(6,403ヤード、パー72)で開催された。
 

この試合、ウエッジとパター以外のシャフトすべてをREVEで揃える西木裕紀子プロは通算3オーバー、23位タイの好成績で終えたが、満を持してドライバーヘッドに「TOXIC R460」を投入。これから続く長丁場のツアーでの確かな手ごたえを感じ取った。
 

「今シーズンからクラブ契約がなくなり、フリーでクラブを選べる立場になりました。本当にいいクラブを自由に選ぶことができるようになったわけですから、やはりシャフトを使わせていただいているREVEさんのTOXIC R460は絶対試してみたかった。それまで使用していたヘッドも2年ほど使っていて慣れ親しんではいたのですが、ショットの調子もあまり良くなかったので、シーズン中ではありますが思い切って替えてみたんです」と西木裕紀子プロ。
 

TOXIC R460を初めて試したのは、このパナソニックオープンレディース直前。これまで使用してきたドライバーヘッドと打ち比べてみたのだが、トラックマンのデータを見比べると飛距離や弾道の高さが明らかに上回った。そしてなにより打感とフィーリングの良さに驚いたという。
 

「初めて構えたヘッドなのにまったく違和感がなく、すんなり打つことができたんです。いかにも良いボールが打てそうだと。こういう感覚はすごく大切な部分で、ここでつまずくとどうしてもクラブに信頼が置けなくなってしまう。TOXIC R460は実際に打ってみてもイメージ通り、良いボールが打てましたし、打感も私好み。すぐに試合で使えると確信しました」。
 

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初めてラウンドで使用したのは、なんとパナソニックオープンレディースの練習ラウンド。ここで従来使用してきたヘッドと打ち比べながらラウンドしてみたが、やはりTOXIC R460がフィットした。
「田辺カントリー倶楽部はバンカー越えがあったり、左サイドがNGだったり、ドライバーショットの精度が試されるホールが多いコース。今シーズン、トレーニングなどの効果もあって飛距離自体は伸びていたんですがフェアウェイキープ率が低く、ショットに不安を抱えながらプレーを続けてきました。ところがこの試合ではTOXIC R460を使用することでボールコントロールもでき、うまく対応できたと思っています」と早速TOXIC R460の効果を実感したという西木裕紀子プロ。
 

その効果はすぐに表われた。340ヤード、短めのパー4である3番ホールは、ティーショットの落とし所に大きなバンカーが横たわり、このバンカーに捕まらないのが鉄則。ただキャリーでバンカーを越すことができれば、セカンドをウエッジで打てるという大きなアドバンテージが得られるホールだ。バンカー越えはキャリーで220ヤードが必要となるが、西木プロは1ラウンド目で思い切ってバンカー越えを狙って成功、見事バーディーを奪った。TOXIC R460の弾道の高さと飛距離が生み出したバーディーと言っても過言ではなく、ヘッドを替えたことによるマネジメントの変化を実感したホールでもあった。
 

そして480ヤードの13番パー5は、ティーショット次第では2オンも狙っていけるホール。2日目、ティーショットは「自分でも驚いた」というほど飛距離、方向とも完璧なショットを打つことができ、狙い通り2オンに成功。バーディーを決めてみせた。
 

「3日間戦ってみて、やはりTOXIC R460は試合で武器になるドライバーヘッドであると実感しました。弾道が高くて、キャリーも伸び、コントロール性能も高い。もちろんシャフトのインパクトボロン・リボルバーとの相性も抜群で、なんの違和感もなく振り抜いていくことができます。シーズン中の変更ということで、正直少し不安はあったのですが、この試合でそんな不安も吹き飛びました。このヘッドとともに目標であるステップ・アップ・ツアーの賞金女王を目指して頑張りたいと思います」とますますボルテージを上げる。昨シーズン、レギュラーツアーを戦い、もともとのポテンシャルの高さに定評のある西木裕紀子プロ。TOXIC R460を手にこれまで以上の活躍を目指していく。
 

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