2019.03.14

山下和宏プロが復活のために手にしたシャフトはREVE

Professional golfer information
男子ツアー開幕Specialinterview

「レイヴァーアサルト・アタックはボールのねじれが少なく、理想的な弾道。飛距離も伸びていますし、何より方向性の高さが素晴らしい」

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ジュニア時代から幾多の試合に出場して大学ゴルフ部からプロ入りを果たす選手が多いなか、高校卒業後は研修生として下積みを重ねてプロテスト合格。その後も息長く活躍を続ける数少ない選手のひとりである山下和宏プロ。決して体格に恵まれたとはいえないものの持ち味のステディなゴルフで、プロ11年目となる2008年シーズンには悲願だったシード権を獲得。以来、2009年から10年間シード権を確保。2018年シーズンは「100ヤード以内が寄せられなくなり、バーディが減った」と話すように、ショートゲームの不調もあり賞金ランキング96位でシード権を失う。ただ、シード権を失ったことで新たなチャレンジにも取り組んでおり、そのひとつとして2019年シーズンに使用するドライバーのシャフトをREVEの「レイヴァーアサルト・アタック」へと変更。飛距離、方向性も確実に上向き、ショットの精度はさらに進化中だ。今回、2019年シーズンインを目前にした山下和宏プロにスペシャルインタビュー。2019年シーズンにかける想い、そしてレイヴァーアサルト・アタックの秘めたポテンシャルについて聞いた。
聞き手/編集部
取材地/REVE本社
 

Profile


山下 和宏 Kazuhiro Yamashita
ザ・サイプレスゴルフクラブ所属
1973年11月5日生まれ、大阪府出身。ゴルフは15歳で始め、1998年にプロテスト合格。 プロ10年目までにツアーで稼いだ賞金は100万円にも満たなかったが、07年にチャレンジ賞金ランク8位で出場権をつかみ、翌08年に初シードを獲得。以来、持ち前のステディなプレーで、10年連続でシード権をキープ。2018年はショートゲームの不調もあり賞金ランキング96位、ファイナルQTも39位と2019年シーズンの前半戦出場権を逃す。ただ主催者推薦での出場は数試合決定しており、少ないチャンスをものにするためにも今シーズンはドライバーにREVEシャフトのレイヴァーアサルト・アタックを選択。悲願のツアー初優勝を目指す。175cm、70kg。

レイヴァーアサルト・アタックで2019シーズンに挑む山下和宏プロ

レイヴァーアサルト・アタックで2019シーズンに挑む山下和宏プロ


 
 

「とにかく開幕から出場できる試合で全力を尽くすだけ」

──2018年シーズンは賞金ランキング96位、QTファイナルが39位と、残念ながら2019年シーズンは10年間守り続けてきたシード権を失いました。結果、2019シーズン前半は関西オープンや中日クラウンズの主催者推薦での出場に限定。出場優先順位をシーズン中に見直すリランキングを上げるためにも、シーズン開幕から結果を残すスタートダッシュが必要不可欠になりましたね。
 

山下
出場できる試合が限られるなか、もちろんスタートダッシュは重要。何が何でも結果を残してやる・・・そんな気持ちでいっぱいです。とにかく開幕から出場できる試合で全力を尽くすだけ。ツアーの中ではベテランの域ではありますが、肉体的にも気持ち的にもまだまだ若いつもりですし、2019年シーズンにすべてを賭ける覚悟でやっていきます。
 

「ドライバーはシャフトが生命線。レイヴァーアサルト・アタックはすべてがハイレベルで、試合で使ってみたくなるシャフトなんです」

「ドライバーはシャフトが生命線。レイヴァーアサルト・アタックはすべてがハイレベルで、試合で使ってみたくなるシャフトなんです」

レイバー アサルト アタック
 

──相当な意気込みで挑む2019シーズンですが、ドライバーのシャフトにREVEの「レイヴァーアサルト・アタック」を選んだそうですね。以前からREVEのシャフトに興味があったのですか?
 

山下
このREVEさんのビルまで自宅から近いということもあるのですが、実は2年半ほど前からお邪魔させていただいていて、シミュレーションゴルフで調整をさせてもらっていました。そんなご縁もありましたし、もちろん以前からREVEさんのシャフトには興味があり、2017年にクラブ契約がフリーになった際にも使用すること検討していたんです。ただ、一度にヘッドだけでなくシャフトまで変えてしまうのが怖くて、しばらく以前のものを使用していました。その後新しいヘッドにも慣れてきましたし、REVEシャフトのポテンシャルの高さはわかっていましたので、2018年秋頃からテストを重ねてきたんです。
 

──テストした感想は?
 

山下
REVEさんのシャフトはドラコン選手も使用していますので、独特の挙動があるのかとも思いましたが、第一打から好感触。このモデルは以前使用していたシャフトと比べてもほぼ違和感がありませんでしたし、とても振りやすい。スペックは60Xですね。
 

──それが先端部にニッケルをバインドした、強烈なしなり戻りにも当たり負けしない「レイヴァーアサルト・アタック」ですね。
 

山下
そうなんです。正直、初めはカモフラの独創的なデザインなので自分のキャラに合うかなとも思ったんですが(笑)・・・そのデザインもすぐに気に入りました。僕の場合、九星気学では九紫火星なので紫の「ディープパープル」カラーがいいかな。実際にボールを打って感じたことは、とにかくボールのねじれが少なくて、直進性が高い。それが第一印象でした。
 

(左)シード権を失ったとはいえ、まだまだツアー初優勝の期待がかかる/(右)「きれいな直進性の高い回転のボールが打てる」と山下プロは絶賛

(左)シード権を失ったとはいえ、まだまだツアー初優勝の期待がかかる/(右)「きれいな直進性の高い回転のボールが打てる」と山下プロは絶賛


 
 

「飛距離だけでなく、自分の置きたい場所にボールを運んでくれる方向性のポテンシャルも相当高い」

──ボールのねじれが少ないというのは?
 

山下
余分なバックスピンやサイドスピンを抑え、きれいな直進性の高い回転のボールが打てるということ。本格的に使い始めたのが、気温が低い冬場からということで、本来の飛距離をコースでは試せていないのですが、数値的には確実に伸びていますし、理想的な弾道を打つことができています。そして何より素晴らしいのが、方向性の高さ。正直ドラコン選手御用達ですから方向性は大目に見て、飛距離に特化しているのかと思いきや、いやいや、そんなことはないぞと。自分の置きたい場所にボールを運んでくれる方向性のポテンシャルは相当高い。それにシャフトの再現性の高さからだと思いますが、左右のブレだけでなく、縦のブレも少ない。つまり、飛距離の均一性も非常に優秀です。しなりについても、このレイヴァーアサルト・アタックはREVEさんのほかのシャフトほど柔らかさは感じませんが、しなりが均一なので非常にシンプル。ミスショットがあればクラブを疑うことなく、スイングのミスを見つけ出すことに集中できるので、そういった点もこのシャフトの大きな特長だと感じています。もちろんREVEさんの優秀なクラフトマンの方の調整もあるのですが、本当に自分にフィットしたシャフトだと感じています。
 

──このシャフトには絶対の信頼を置いていると・・・。
 

山下
ドライバーはシャフトが生命線だと思っているのですが、一度使用しはじめたら、余程のことがない限り変更できるもんじゃない。クラブのリズム、テンポ、挙動のすべてが体に染みつきますので、それくらいの覚悟が必要なんです。でも、レイヴァーアサルト・アタックはすぐに変更したいと思わせてくれた。そんなシャフト、なかなか出会えることはないですよね。
 

──ぜひアマチュアゴルファーの方にも使っていただきたいですね。
 

山下
もちろん。このレイヴァーアサルト・アタックはREVEさんのほかのシャフトと比べると、重量のバリエーションも幅広いですし、どちらかというとオーソドックスな挙動。今までお使いのシャフトから持ち替えても違和感なく使用できるはずです。ただ打ち比べしていただくとわかると思いますが、飛距離、方向性、打ちやすさはどれも相当ハイレベル。このシャフトの素晴らしさは実際に打っていただければわかるはずですので、お近くのREVE製品取り扱いショップや、こちらのREVEさんで試打していただくことをおすすめします。今お使いのシャフトと、レイヴァーアサルト・アタックを打ち比べていただければ、このシャフトの秀逸さがお分かりいただけると思います。
 

「アマチュアの方も使用するシャフトと打ち比べてみれば、このシャフトの素晴らしさがわかるはず」と推奨

「アマチュアの方も使用するシャフトと打ち比べてみれば、このシャフトの素晴らしさがわかるはず」と推奨


 

──最後に、フェアウェイウッドのシャフトのテストも始めているそうですね。
 

山下
実はそうなんです。当初はドライバーだけでと思っていたんですが、フェアウェイウッドのシャフトもかなり良いんですよ。ドライバー同様、方向性が非常に高いですし、コントロール性能も抜群。使わせてほしいと思わせるシャフトに仕上がっていて、魅力的なんですよね。テストの結果次第ですが、フェアウェイウッドもREVEさんのシャフトを使用することになると思います。
 

2019シーズンに復活をかける

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