2019.07.17

フィリス・メティが413ヤードを記録、自身の持つワールドレコードを更新!


–Phillis Meti sets new women’s long drive world record

Congratulations!
またもやREVEシャフトが世界の飛びの歴史を変える


フィリス・メティ

REVEシャフト使用のドラコン女子選手、
フィリス・メティが413ヤードを記録

今年4月に開催された世界最高峰シリーズ「World Long Drive」の2019シーズンのオープニングテレビイベントであるAk-Chin Smash in Sunで、REVEシャフト使用のフィリス・メティ(ニュージーランド)が2017年に自身が記録した406ヤードという過去最高記録を塗り替える413ヤードのワールドレコードを樹立して優勝を飾った。
 

白のキャップにサングラス、そして右の二の腕には「REVE」の文字。渾身のパワーを込めて振り抜かれたボールは、風を切り裂きながら上空を飛び、落下後も転がり続けた。410ヤードの白線すら超え、到達地点はなんと413ヤード。スタンドで観戦していた男子レコードホルダーのモーリス・アレンは立ち上がり興奮のあまりスタンドを歩き回り、対戦したアレクシス・ベルトンは笑顔を浮かべ拍手で記録を称えた。
 

「まさかこんな記録を出せるとは思わなかった。この1打は恐らく私がこれまでスイングしてきた中で最も速いスピードだった。この調子を維持すれば、残りのシーズンでもいい記録を出せるだろう」。
屈託のない笑顔を見せつつもフィリス・メティは興奮冷めやらぬ中、このように話した。
 

試合で打てるボールは8球。1球目386ヤード、2球目371ヤードとしっかり枠に収めて記録を残すと3球目からギアを上げた。勝利を手繰り寄せるためにリミッターを外した3球目、4球目は惜しくもOBとなったが、5球目には2017年に自身が記録した406ヤードを2ヤード上回る408ヤード。そして6球目に413ヤードを叩き出すビッグドライブ。またもや歴史を刻むひと振りが生まれた。もちろん使用したシャフトはブラックカモのデザインがフルレングスに施された、彼女が最も信頼するREVEシャフトだ。ボールの高さの最高点は117ft、127mphのクラブヘッドスピードと182mphのボールスピードでその記録は更新された。
 

フィリス・メティが注目されたのは2006年、19歳でワールドロングドライブチャンピオンシップのタイトルを獲得した際に記録した326ヤード。これでワールドレコードホルダーとなるものの、故郷であるニュージーランドとオーストラリアでプロのゴルフキャリアを過ごすため一旦ドラコンから離れる。再びワールドロングドライブチャンピオンシップに復帰するや否や2016年、2018年にチャンピオンとなり、REVEシャフトを手にした2017年に女子では前人未到の400ヤードオーバー、406ヤードを樹立した。
 

183センチの長身でニュージーランドの先住民マオリ族の血を引くメティだが、まだまだ進化の途中。REVEとともにさらなる記録更新を目指して、これからも試合へと向かう。