【木下未来プロ】アスリート系ドラコンプレーヤー
—Professional Golfer information
TITANIUM BORON BURNを武器に世界を目指す、アスリート系ドラコンプレーヤー
木下 未来プロ
REVE史上、最軽量シャフトとして人気を呼ぶTITANIUM BORON BURN(チタニウムボロン・バーン)。このシャフトとの出会いが木下未来プロのドラコンプレーヤーとしてのポテンシャルを開花させたといっても過言ではないだろう。紹介で訪れた東京のゴルフショップ「GOLF SHOP CHOICE」で勧められたTITANIUM BORON BURNは木下プロのスイングと見事に融合、最高距離を284ヤードへと伸ばし、ドラコン歴は短いながらも目指すべき場所、それは『世界大会』だとはっきりと確信づけることとなった。普段は京都生まれらしく“はんなり”とした雰囲気で多くのアマチュアゴルファーへのレッスンを行なっているが、試合では一転、ドラコンプレーヤーとして心身ともに限界まで追い込み頂点を目指すアスリートへと変貌する。今回はそんな木下プロと使用するシャフト「TITANIUM BORON BURN」の魅力に迫ってみた。
取材地/REVE本社
「日本大会での284ヤードは私の自己最長記録。試合でこの記録を出せたことは自信になりましたし、改めてBURNのポテンシャルの高さを実感しました」
──今年8月4日、鹿児島県・三豊GCで開催された2019年LDJ主催「VOLVIK 世界ドラコン選手権日本大会」に自身2度目の出場を果たしました。木下プロにとってどんな試合になりましたか?
木下未来プロ
今年、出場を最低限の目標にしていた試合です。昨年も出場させていただいて、ドラコンの面白さを知った試合でもありますので、まず何としても出場したかった。ただ、今シーズンは開幕から一向に調子が上がらなくて、飛距離が伸びず、正直言うと不調に悩んでいたんです。そんなときに出会ったのがREVEさんのシャフト・TITANIUM BORON BURN(Z1)とヘッド・TOXIC R460(6度)。このクラブを使うようになってから自分でもびっくりするくらい調子が上向きました。大袈裟ではなく、言ってみれば私の救世主のようなクラブなんです。
──救世主ですか!
木下未来プロ
そうなんです。初めて打った時は「クラブでこんなに弾道が変わるんだ!」って本当に驚きました。このクラブを使ってから試合で結果を残せるようになりましたし、日本大会の出場権も手にすることができました。試合は残念ながら決勝に残ることはできませんでしたが、「レディースラウンド2」で記録した284ヤードは私の自己最長記録。同じ会場で開催された鹿児島予選より40ヤードも飛距離を伸ばせているんです。試合でこの記録を出せたことは自信になりましたし、改めてREVEさんのクラブのポテンシャルの高さを実感しましたね。
──木下プロの実力もさることながら、注目はシャフトのTITANIUM BORON BURN。Z1でも46gとかなり軽量。しかも柔軟性が高く、非力なゴルファー向けのモデルというイメージなんですが、このシャフトでドラコンを戦うというのは驚きです。
木下未来プロ
私のスイングのタイミングに合う「素晴らしいシャフト」のひと言に尽きます。飛距離が伸びずに悩んでいるときに、紹介していただいた東京のゴルフショップ「GOLF SHOP CHOICE」さんにお邪魔したんですが、そこで同店の吉田さんからBURNを勧めていただいて。これが運命的な出会い。お店のフィッティング打席で試打させてもらったところ、確かにワッグルした時は「柔らかくて本当に大丈夫なの?」という印象だったんですが、いざ振ってみると今まで体験したことがない打ちやすさと飛距離。シャフトの柔らかさに合わせることなく、普段通りのスイングで振っているのに、大きくしなったシャフトがダウンスイングで、ハイスピードで下りてくる。インパクトで当たり負けすることありませんし、軽くて柔らかいシャフト特有の弱々しさなんてどこにもないんです。飛距離もかなり出ていましたので、正直「こんなに良いシャフトがあるの」って驚きました。これまで色んなクラブを使ってきましたけど、これほどしっくりくるクラブはなかったですし、使えば使うほどフィットしてくれている感覚です。
──そこまでのシャフトなんですね。
木下未来プロ
今年の日本大会はファイナルに進めず残念な結果に終わったんですが、このシャフトと出会えたことで2020年シーズンがすごく楽しみ。歴代チャンピオンである齋藤かおり選手、今年の日本大会で優勝した川口京子選手、そして私の3人の「TEAM REVE」でファイナルを戦えると最高ですね。斎藤選手、川口選手ともに素晴らしい選手ですが、もちろん優勝を狙っていきます。そして世界大会への切符をつかみたい。
──本格的なドラコンのキャリアは2018年から。急成長している印象の木下選手ですが、実際BURNを使いだしてから、どれくらい飛距離は伸びているんですか?
木下未来プロ
不調時から考えると30~40ヤードは伸びたと思います。使用以前は頑張っても250ヤードがやっと。それが試合で284ヤードが出せたわけですから、BURNの効果は計り知れないですよね。実は元々ほかの選手と比べてクラブを振る力は弱い方。だからいかにシャフトに仕事をしてもらえるかが生命線なんです。BURNを使う以前はハードスペックのクラブを使っていたんですが、やっぱり楽に振って楽に飛ばせるシャフトを使うべきだと気づかせてくれました。
──TOXICの相性も良い。
木下未来プロ
そうなんです。クセがありませんので、スタンスですっと構えられる。イメージどおりにスイングできるので、とにかく打ちやすいヘッドです。
「私自身BURNは世界一のシャフトだと思っているので、ぜひ皆さんにもBURNの飛距離を体感していただければ」
──今年の日本大会で優勝した川口京子選手の記録は318ヤード。この飛距離に早く追いつきたい。
木下未来プロ
318ヤードは大きな目標。だから努力してあと50ヤードは伸ばしたいんです。正直、これくらい伸ばさなければ世界で戦うことなんて言えませんので、BURNのポテンシャルにも助けてもらいながら、スイング改良にも取り組んで、一番を取りにいきたいと思います。
──木下プロはドラコン以外では、大阪府大東市にある「PXG OSAKA DRIVING RANGE」を中心にレッスンも行なっています。最後にBURNはどんな方に使ってもらいたいと思いますか?
木下未来プロ
飛距離アップを目指す女性には特にお勧めしたいですし、最近飛距離が落ちたというシニアの方にもぜひ使っていただきたいですね。それに飛距離に自信を持っておられるアベレージゴルファーの方でも、しなりのタメさえ作ることができれば、相当飛距離を伸ばすことができると思います。私自身BURNは世界一のシャフトだと思っているので、ぜひ皆さんにもBURNの飛距離を体感していただきたいですね。
Profile
<木下 未来プロ(Miku Kinoshita)>
1988年10月5日、京都府生まれ。父の影響で15歳からゴルフを始め、私立龍谷大学付属平安高校ゴルフ部に入部。高校卒業後、オーストラリア・ブリスベンのA-GAME GOLF ACADEMYに1年間ゴルフ留学して腕を磨く。28歳でUSGTF レベルⅢティーチングプロ資格を取得。現在、PXG大阪ドライビングレンジで開講する植村啓太氏主宰の“K’s Island Golf Academy”を中心にレッスン活動を続ける。ドラコン競技には2018年から本格参戦し、2019年8月に鹿児島県・三豊GCで開催されたLDJ主催「VOLVIK 世界ドラコン選手権日本大会」にも出場した。この試合ではTOXIC R460+TITANIUM BORON BURNの組み合わせで、284ヤードの自己最長記録を更新。今後は世界大会を目指し、さらなる飛距離アップに取り組んでいく。
TEAM REVE。
InstagramID:mikuuugolf