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–Professional Golfer information
2019年LPGA 最終プロテストでは惜しくも悲願達成とはならなかったが、出場選手最年長として存在感を発揮

安山 茜選手

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安山 茜選手の可能性大！

2019年もLPGA 最終プロテストが11月5日～11月8日の4日間、岡山県・JFE瀬戸内海GC(6398ヤード、パー72)で開催され、18位タイまでの21選手が合格、プロゴルファーとして新たな門出を迎えた。
 

そんななかで、惜しくも27位タイで合格とはならなかったが、ひと際注目を集めたのが出場選手中最年長39歳の安山 茜選手。初日を2アンダー首位に2打差8位につけ、ベテランらしい粘りのゴルフを展開、惜しくも最終日は4オーバーとして悲願達成とはならなかったものの、存在感を示した。
 

ジュニアゴルフ出身の若年層が大半を占めるなか、好成績を残せているのは「アイアンのシャフトをREVEのI.Elevationに変えたことが大きかった」と安山 茜選手は話す。そんな安山 茜選手に最終テストを迎える前に話を聞いた。
 
 
 

プロテストでホールインワンを達成！苦手だった5番アイアンが得意クラブに

── REVEとの出会いは？
 
安山 茜選手
トレーニングをしているうちに、それまで使用していたカーボンシャフトのアイアンが合わなくなっていたのですが、その頃にプロ仲間と話をしている際に「うちの会社から今度アイアン専用のカーボンシャフトが発売されるんです。一度使ってみませんか」とその席におられたREVEの方からお話をいただきまして、使用させていただくことになったんです。すごく良いタイミングでお話をいただきました。
 

── 以前使用していたカーボンシャフトはどんな挙動だったんですか？
 
安山 茜選手 　
カーボンの命である“しなり”が一定ではなく、ラフで飛びすぎたり、距離感が定まらなかったりしていたんです。すごく悩んでいたんですが、REVEさんの I.Elevationを使わせていただくようになってからは、しなり感が一定で自分のスイング通りの飛距離、弾道を打つことができるようになりました。特に縦距離の感覚は完璧だと思います。
 

── 以前のシャフトでは思うようなゴルフができなかったと。
 
安山 茜選手 　
そうなんです。嘘ではなくてパーオンは半分できればいいくらい・・・。それほどアイアンが苦手だったんです。もちろん全ホールでパーオンするなんて夢のような話だと思っていたのですが、 I.Elevationを使用するようになってから、何度も全ホールでパーオンすることができています。そうなるとバーディが増えてきますので平均スコアも向上しましたし、アンダーパーが確実に出やすくなりましたね。
 

── 最近の女子選手には珍しく、5番アイアンも使用しているそうですね。
 
安山 茜選手　
そうなんです。 I.Elevationを使用するまでは5番アイアンを抜いてユーティリティを入れようかと思っていたのですが、 I.Elevationの5番を使ってみると、弾道も他社の5番より少し高く上がる感じで、かといってスピン量が増えすぎて吹き上がるというわけでもなく、しっかりした弾道で打つことができるんです。ラフからも打ちやすいので、5番アイアンはそのまま使用しています。ユーティリティより打ちやすくて、性能が良いと思いましたね。
 

── I.Elevationの振り心地はいかがですか？
 
安山 茜選手　
まったくクセがなく自分のスイングに馴染んでいる感じで、変な邪魔もしないので本当にスイングしやすいシャフトです。
 

 

──7番アイアンの飛距離は？
 
安山 茜選手　
140～145ヤードです。以前はしっかり意識して140ヤードがいっぱいいっぱい。 I.Elevationはフルショットしなくても140ヤードは出せるので、ゴルフがすごく楽になりました。とにかく気に入っています。同じ組でラウンドしている方にもよく「どこのシャフトなんですか？」って聞かれることも多くて、やっぱり注目されますね。
 

──LPGAプロテスト第2次予選(有馬カンツリー倶楽部)の第2ラウンドでなんとホールインワン。
 
安山 茜選手　
入りましたね(笑)。165ヤードのパー3だったんですが、5番アイアンでのホールインワンでした。今から考えるとプロテストでホールインワンというのはすごく大きいですよね。2打も違うわけですから。
 

──最近の優勝は？
 
安山 茜選手　
2019年6月に開催された「京都クラウンレディス」のプロアマ大会で優勝させていただきました。スコアは68の4アンダー。1打差の2位に3選手いましたので、なんとか優勝できたという感じです。この日はウッドの調子があまり良くなかったのですが、セカンドショットをピンに付けることができてバーディーチャンスも多かったんです。その中からバーディを5つ取ることもできましたので(1ボギー)、すごく良いラウンドだったと思います。もちろん5つのバーディはすべてアイアンで寄せることができたホールでした。