2025.09.04

朝井結愛選手が大阪オープンでジュニア部門優勝


–Golfer Information

中学2年生・朝井結愛、
真夏の大阪オープンジュニア部門で堂々の初優勝

真夏の太陽が容赦なく照りつけた8月8日、太子カントリー倶楽部(Par71)が熱狂に包まれた。
 

「八光カップ第5回大阪オープンプロアマジュニアゴルフトーナメント」。
 

この舞台で、中学2年生・朝井結愛選手が堂々と頂点に立った。REVEシャフトを武器にした若きプレーヤーが、名だたる選手たちの中で輝きを放った瞬間だ。
 

この大会は、一般社団法人ジュニアゴルフクラブチーム連盟が主催、大阪府高等学校・中学校ゴルフ連盟や大阪府ゴルフ協会が後援する注目度の高いプロアマジュニア競技。ジュニア部門は「令和7年度大阪府中学校ゴルフ選手権」の上位入賞者だけが手にすることのできる切符を持つ精鋭たちの舞台だ。プロとジュニアが同じ組で火花を散らすフォーマットは、第5回を迎えた今、すっかり夏の恒例行事となっている。ライブ配信や無料観戦もあり、コース外からの熱も高い。
 

その中で、朝井結愛選手は緊張を感じさせないプレーを展開。鋭く切り裂くようなショットと、時に大胆な攻めでイーグルを奪い、アウト34、イン34の3アンダーで優勝を決めた。
 

背中を押したのは、2024年から手にしているREVEシャフト。ドライバーにはBREAKOUT、フェアウェイウッドにはBREAKOUT FW、アイアンにはI.ELEVATION60S2。特にBREAKOUTを装着したドライバーは、中学2年生という年齢でありながらも280ヤードを超える飛距離を叩き出す。最近投入したI.ELEVATIONは方向性を一段と磨き、2ラウンド目には自身初のホールインワンを達成。飛距離、精度、勝負強さ――その全てがこの夏、一気に進化を遂げた。
 

今回のRever Magazineは、栄冠を手にした朝井結愛に優勝の瞬間の心境を聞いた。
 

プロと同組でも動じず――3アンダーでつかんだ栄冠

――大阪オープン優勝、おめでとうございます。まずは優勝が決まった瞬間の率直な気持ちを聞かせてください。
 

朝井結愛選手
3アンダーでホールアウトしたんですけど、男女混合競技だったので順位が全然分からなくてドキドキしていました。表彰式で自分の名前が呼ばれた瞬間に「本当に優勝したんだ!」って実感しました。同時に、スピーチ何を話そうかすごく考えていました。
 

――真夏の厳しい暑さの中でのラウンドでしたが、体力や集中力を保つために心がけていたことはありますか?
 

朝井結愛選手
ボギーを打っても絶対に諦めない、という気持ちを持ち続けることです。
 

――今大会は山中慎志プロ、伊東里紗プロとの同組プレーでした。プロと一緒に回ることで得られた学びや刺激はありましたか?
 

朝井結愛選手
お二人とも笑顔で話しかけてくださったので、緊張せずに自分のプレーに集中できました。伊東里紗プロからは「4日間競技の時はどう攻めるか」というアドバイスもいただきました。すごく勉強になりましたし、里紗プロは本当に素敵で可愛かったです。
 

――特に印象に残っているホールや、ターニングポイントになった場面はありましたか?
 

朝井結愛選手
一番のターニングポイントは、OUTの3番ホールで取ったイーグルです。
 

――そのOUT3番でのイーグルは会場も沸いたと思います。あのショットやパットのシーンを振り返って教えてください。
 

朝井結愛選手
セカンドショットをBREAKOUTの5Wで打ったら、すごくピン筋に飛んでくれて、あれが良かったです。イーグルパットは上りのちょっとフックラインでしたが、しっかり決められました。
 

――2024年から使っているREVEシャフト。使用するきっかけを教えてください。
 

朝井結愛選手
普段通っているTHE TURF GOLFがREVEシャフトの代理店だったことがきっかけで、使うようになりました。
 
 
 

BREAKOUTで280ヤード超!REVEシャフトが支えた快進撃

――BREAKOUTを使用して、ドライバーが280ヤードを超えたということ。BREAKOUTは超軽量かつ高性能なドライバー用シャフトとして人気で、47インチ換算でわずか44gという驚異的な軽さを実現しながら、しなり戻りのスピードとパワーを両立、ただ軽いだけでなく、しっかりと強さも備えた画期的なモデルとして注目を集めているモデルです。BREAKOUTを使っている感想を教えてください
 

朝井結愛選手
左右のブレが本当に少なくなって、自分でも安定しているのが分かります。軽くて振りやすいし、ミート率も上がりました。
 

――最近投入したのがアイアン向けシャフトのI.ELEVATION。スチールシャフトの安定性と方向性を兼ね備えつつ、カーボン素材特有の軽さと高弾道という長所も活かす“新時代のアイアンシャフト”として高い人気を誇っています。I.ELEVATIONを使用して方向性が向上したとのことですが、ショットの安定感にどんな変化がありましたか?
 

朝井結愛選手
以前のスチールシャフトよりもボールがしっかり上がるようになりました。おかげで速いグリーンでも止めやすくなったと思います。


 

ホールインワン達成、飛距離も精度も進化を遂げた夏

――2ラウンド目でホールインワンを達成した時の心境を教えてください。
 

朝井結愛選手
琵琶湖カントリークラブ 栗東コースの2番ホール、155ヤードの打ち上げで6Iを打ちました。打ち上げだったので入った瞬間は見えなかったんですが、同組の方がカップを確認して「入ってるよ!」って教えてくれたときは本当にうれしかったです。
 

――大阪オープンに向けて、特に重点的に取り組んだ練習や調整は何でしたか?
 

朝井結愛選手
THE TURF GOLFで6Iの練習をたくさんしました。石川元樹プロにもレッスンしていただいて、とても助けてもらいました。
 

――自分の強み、自信を持っているショットはなんですか?
朝井結愛選手
BREAKOUTを使っているドライバーです。飛距離と安定感に自信があります。
 

――ゴルフを始めたきっかけや、今までの成長を支えてくれた存在について教えてください。
 

朝井結愛選手
小さい頃にパパの練習について行ったのがきっかけです。そこからゴルフが楽しくなって続けています。
 

――この優勝をきっかけに、今後挑戦してみたい大会や達成したい目標は何ですか?
 

朝井結愛選手
全国大会での優勝と、大阪オープン女子の部で連覇することです。
 

――中学2年生ながら堂々たるプレーでしたが、学校生活とゴルフの両立はどうしていますか?
 

朝井結愛選手
正直、両立は大変です。でも、時間をうまく作ってゴルフの練習を続けています。
 

――将来的な夢や目標、目指しているプロゴルファー像があれば教えてください。
 

朝井結愛選手
世界で活躍できる女子プロゴルファーになりたいです。憧れは吉田優利選手です。
 

――最後に応援してくれている方々にメッセージをお願いします。
 

朝井結愛選手
THE TURF GOLFの皆さん、REVE様、石井雄二コーチ、いつもありがとうございます。これからもベストスコアを更新できるように頑張りますので、応援よろしくお願いします!