小林星鈴プロがREVEシャフトにフルセット導入
–Professional Golfer Information
REVEシャフトとの出会い――
フルラインナップでクラブセッティングを一新し挑む次なるステップ
中学3年のとき、父の影響でクラブを手にした小林星鈴プロ。空手に打ち込んでいた少女がゴルフの魅力に取り憑かれるまでに時間はかからなかった。わずか1年足らずのキャリアで名門・大阪学院高校ゴルフ部の門を叩き、その後は大阪学院大学へ進学。厳しい環境で腕を磨きながら、2018年「関西学生女子秋季新人戦」で準優勝を飾り、翌年の「タイ国政府観光庁杯 大学生チャレンジゴルフ」では15位に入るなど、着実に存在感を示してきた。
大学卒業後は競技の舞台に留まらず、ティーチングの道を選択。USGTFティーチングプロ資格を取得し、レッスンを開始。ジュニア時代から培った経験と、最先端の知識を融合させ、現在、ゴルフレスキューでジュニアゴルファーを中心に一人ひとりに寄り添ったレッスンを展開している。楽しみながら確実に上達させるそのスタイルは、多くのゴルファーから支持を集めている。
さらに、ジュニア育成団体「SuBir(スビール)」の共同代表としても活動。スペイン語で「育つ・飛躍する」を意味するその名の通り、未来を担うゴルファーたちを支え、トーナメントやイベントを通してゴルフの教育的価値を広める役割を担っている。競技者として、指導者として、そして育成者として――小林星鈴のフィールドは年々広がり続けている。
そんな彼女がこのほどクラブセッティングを一新。ドライバーからウェッジに至るまで、フルラインナップでREVEシャフトを投入した。ドライバーとフェアウェイウッドには「BREAKOUT」、ユーティリティには「REVOLVER FU RR」、アイアンには「I.ELEVATION 60S」、ウェッジには「I.ELEVATION 70S」。最先端のシャフトを手にした小林が、果たしてどのようなフィーリングを感じ取ったのか――その言葉に注目したい。
<小林星鈴プロ 使用シャフト> | |
ドライバー | BREAKOUT |
フェアウェイウッド | BREAKOUT FW |
ユーティリティ | REVOLVER FU(RR) |
アイアン | I.ELEVATION60S |
ウェッジ | I.ELEVATION70S |
名門・大阪学院で磨いた実力と競技経験――
学生時代に刻んだ数々の挑戦と成果
――まず、ゴルフを始めたきっかけから教えてください。
小林星鈴プロ
父が趣味でゴルフをしていて、その影響でクラブを持ったのが最初です。当時は空手をしていたので体を動かすことは好きでしたがゴルフは全く違う魅力があって、すぐにのめり込みました。
――競技を始めて1年足らずで、大阪学院高校ゴルフ部という強豪環境に飛び込みました。そこでの練習や経験はどのようなものでしたか。
小林星鈴プロ
レベルの高さに圧倒されましたが、その中で必死に食らいつくことで大きく成長できたと思います。先生方、仲間や先輩、後輩にも恵まれ集団で行動する大切さも学べました。基礎的な部分から精神面まで、今の自分の土台はあの時期に作られました。
――高校時代、競技での成績について振り返っていただけますか。
小林星鈴プロ
結果だけ見れば悔しい思いの方が多かったですが、挑戦し続けたからこそ大学以降につながる経験になったと思います。
――大学時代で特に印象に残っている試合や出来事はありますか。
小林星鈴プロ
「関西学生女子秋季新人戦」で準優勝できたことです。自信にもなりましたし、「自分はもっと上を目指せる」と強く思えた試合でした。
ティーチングプロとしての新たな舞台へ――
一人ひとりに寄り添うレッスンスタイルが支持を集める
――そして現在はティーチングプロとして活動されています。指導者の道を選んだ理由をお聞かせください。
小林星鈴プロ
競技も好きですが、それ以上に「人に伝えること」が楽しいと気づいたからです。自分の経験をシェアすることで誰かの上達につながることにやりがいをとても感じます。
――レッスンを行う上で、特に意識していることは何でしょうか。
小林星鈴プロ
まずは「楽しむこと」と「一人ひとりに合った伝え方」です。ゴルフは難しいスポーツだからこそ、楽しく続けられることが大切だと思います。そしてお客様とのコミュニケーションをしっかりと取る事も教える上で重要としている部分です。お客様がどういうスイングになりたいか具体的な目標は何か、それを1つずつクリアできるようにレッスンももちろんですが、クラブのアドバイスもさせていただいたりしています。
――ジュニア育成団体「SuBir」での取り組みについて、その活動に込めた思いを聞かせてください。
小林星鈴プロ
ゴルフを通して子どもたちに挑戦する楽しさや礼儀、思いやりを学んでほしいと思っています。
ゴルフはハードルが高いと思われがちなスポーツなので当たり前にできていると思わず、両親始めいろいろな方のサポートがあってできていることなので、常に感謝の気持ちを忘れずゴルフに励んでほしいと思っています。
またプロゴルファーの方々にも良い環境で試合に挑めるようにトーナメントも行っております。その中でジュニアと一緒にラウンドしていただき、プロとしてのたくましい姿を見て学んでほしいと言う思いからトーナメントを作るようになりました。
SuBirの企業理念にもしております”未来のトーナメントリーダーはここから生まれる”
その環境を作る場所で今後も事業を拡大していきたいと思っております。
――最も大切にしている価値観とは何でしょうか。
小林星鈴プロ
「継続すること」です。選手としても、指導者としても、一朝一夕で成果は出ません。積み重ねることの大切さを常に意識しています。常に勉強し続け、新しい知識を吸収し、それを皆様に伝える努力を日々取り組んでいます。
しなやかさと安定感を武器に、ゴルフを次のステージへ――
小林星鈴プロが語る“フルREVE”セッティングの真価
――今回、クラブセッティングをフルREVEに変える決断をしたきっかけは?
小林星鈴プロ
試打したときに、しなやかさと安定感の両立に驚いたからです。全番手で統一感を出すことで、自分のスイングをよりシンプルにできると感じました。
――最初にREVEシャフトを手にしたときの印象はどうでしたか?
小林星鈴プロ
とにかく「振り抜きやすい」という感覚でした。軽さがありながら、当たり負けしない強さもあって、頼もしさを感じました。
――ドライバー「BREAKOUT」を使ったときの弾道や打ちやすさの変化について教えてください。
小林星鈴プロ
弾道が高く伸びやかになり、キャリーがしっかり出るようになりました。振っても方向性が安定するので、思い切り振り抜けます。
――フェアウェイウッド用「BREAKOUT FW」は、どのような場面で強みを感じますか?
小林星鈴プロ
距離を稼ぎたいセカンドショットで特に力を発揮してくれます。芝の上からでもボールが上がりやすいので、パー5の攻略が楽になりました。
――ユーティリティ「REVOLVER FU RR」の感想、RRフレックスについて教えてください。
小林星鈴プロ
ラフからでも強く前に飛んでくれるので、武器になりますね。RRフレックスは硬さを感じず、しなりを活かして自然に打てるのが魅力です。
――アイアン「I.ELEVATION 60S」を使用してみての変化は?
小林星鈴プロ
カーボンならではの軽さで振りやすいのに、実際振ってみるとしっかりしていて芯を捉えられるような安定感があります。高弾道でグリーンを狙えるのも大きな強みです。
――フルREVE導入でスコアやプレースタイルの変化は?
小林星鈴プロ
ショット全体が安定して、攻めのゴルフができるようになりました。番手ごとのつながりも良く、コースマネジメントがシンプルになったのを感じます。18ホール安定して同じリズムで振れるようにもなりました。
――ティーチングの場でもREVEシャフトを薦めることはありますか?
小林星鈴プロ
はい。特に「振り抜きやすさ」と「安定感」を求める方には紹介しています。ジュニアからシニアまで幅広く合うのも魅力です。無理をせず、効率よく飛距離を伸ばすにはREVEシャフトが1番です。
――最後に、同じようにクラブ選びに悩むアマチュアゴルファーへ。
小林星鈴プロ
クラブは「自分に合うかどうか」が一番大切です。クラブが合わなければクラブに合わせようとしてスイングを頑張ってしまうので、体に支障が出てしまったり怪我の原因になったりします。長くゴルフを続けていくためにも、適切なクラブ選びをすることがかなり重要になってきます。またレッスンをする上でもクラブが合っていなければ無理をしてしまう可能性があります。その中でもREVEシャフトはしなりで飛ばし、無理をしないスイングで再現性を高めてくれるので自信を持って振れるようになります。ぜひ一度試していただきたいですね!