2025.12.28

松本一誠プロがPOWERZONEをレビュー


 

–Professional Golfer Information

【衝撃の結論!】300ヤードが欲しいなら
この「POWERZONE」!
ドラコン王者が実証する飛ばしの真髄

 

アマチュアゴルファーの皆さんが普段使用しているドライバーのクラブバランスはどの程度だろうか。多くのアマチュアゴルファーは、Dバランス前後、あるいはDバランスを基準にセッティングしているはずだ。                     
しかし今回、そうした“当たり前”を覆す、非常に興味深い検証結果が明らかになった。
 

検証を行ったのは、ドラコン王者・松本一誠プロ。あるシャフトを徹底的に試打し、その性能を余すところなく検証している。その注目のシャフトはREVEの最新モデルである「POWERZONE」。ワンフレックスというシンプルな設計ながら、飛距離の概念を大きく変える可能性を秘めた一本だ。
 
 

松本一誠プロは1992年生まれ、身長171cm。小学5年生でゴルフスクールに入校し競技を開始。杉並学院高校ゴルフ部を経て研修生となり、その後レッスンプロへ転向した。ドラコン競技には2015年から本格参戦し、2020年には自己最長飛距離429ヤードを記録している。
 

そんな松本一誠プロが実際に感じたREVE「POWERZONE」の実力とは何か。今回のレイヴァーマガジンでは、某日REVE本社フィッティングスタジオで行われた松本一誠プロによるPOWERZONEレビューを再現する。
 
 


 

今泉健太郎が魅せた圧倒的パフォーマンス

(ウォーミングアップで軽くショットする松本一誠プロ)
 

―松本プロ、ウォーミングアップ中ということで軽くスイングしておられますね。今のショットは、だいたいどれくらいの力感ですか?まるで軽々と打っているように見えますが…。
 

松本プロ
そうですね、感覚としてはせいぜい2〜3割ほどの力感です。体を軽く動かしているだけ、というイメージですね。
 

―(スクリーンには330ヤード近くの飛距離の数値)えっ、その力感で330ヤード近くですか!? 正直、にわかには信じがたいです……。ここまで飛ぶなら、ほぼ無敵な気がします。
 

松本プロ
勝負は流れや状況もありますから一概には言えませんが、それでも大きな自信にはなりますね(笑)。サンドウェッジで50ヤードを打つときのような、まったく力みのないスイングなんです。POWERZONEは、そんなリラックスした振りでも、これだけの飛距離が出せることをしっかり証明してくれています。
 
 


 

300ヤードを飛ばす「結論」は、この「POWERZONE」にあり!

(同じく力感のないスイングでショット)
 

―すごい!今のショットも完璧な弾道で、計測器には310ヤードと表示されています!松本プロ、これは本当に驚きです。
 

松本プロ
まさにこのPOWERZONEのおかげです。本当に、300ヤードを飛ばすための「結論」がここにある、と言っても過言ではありません。力んで振り回すのではなく、このPOWERZONEで軽く、スムーズに振ること。これに尽きますね。
 

―つまり、300ヤードの壁に悩むゴルファーは、このPOWERZONEを選べば間違いない、ということでしょうか?
 

松本プロ
間違いありません。今の私の力感で、もう楽々300ヤードは超えてきます。むしろ、もっと楽に飛ばせる感覚ですね。POWERZONEは、ゴルファーが潜在的に持っているヘッドスピードを、最大限に引き出してくれるシャフトだと感じています。余計な力みが一切不要になるんです。
 
 


 
 

クラブバランス計測:まさかの「C1.5」が「POWERZONE」の秘密⁉

―こうなると、このクラブ全体のバランスが気になりますね。松本プロのセッティング、ぜひ計測してみませんか?
 

松本プロ
ええ、ぜひやりましょう!皆さんも興味があると思います。
 

(バランス計測後)
 

―(クラブは)ヘッドがエリートXの純正品で、ロフトは9度ですね。さて、そのバランスは……えっ⁉まさかの「C1.5」ですか!?やばい、これは本当に驚きです!
C1.5というと、もうBバランスに近い領域ですよね。こんなに軽いバランスで、松本プロのようなドラコン王者が飛ばせるなんて、常識では考えられません。
 

松本プロ
C1.5でも全く曲がりませんよ。むしろ、このPOWERZONEとの組み合わせは最高です。多くの皆さんが一般的にはヘッドを軽くしたり、シャフトを柔らかくすると、球が暴れたり、曲がったりすると思いがちですが、それは大きな誤解です。このC1.5というバランスが、POWERZONEの持つ性能を最大限に引き出し、素晴らしい結果を生んでいるんです。C1.5、めっちゃいいですよ!
 
 


 

C1.5と「POWERZONE」で340ヤード!飛距離のメカニズムを解き明かす

―マジですか……。これは私のマン振りよりもはるかに飛んでますよ!私の全力よりも、松本プロの軽いスイングの方が圧倒的に飛んでいるという事実が衝撃です。
 

松本プロ
いやいや(笑)。でも、本当に飛びますからね、このセッティングは。
 

―それでも私のマン振りより全然スピードが出てますね。このC1.5という異例のバランスと、POWERZONEというシャフトの組み合わせが、なぜこれほどの飛距離を生むのか。その原理をぜひ教えていただきたいです。
 

(続いて3~4割程度の力感でスイング)
 

松本プロ
いいドローボールですね!
 

―C1.5、かなりいいんじゃないですか⁉マジで最高ですね。今の力感は3〜4割くらいなのに、軽く340ヤード出てますよ。半端ないですね!
 

松本プロ
このPOWERZONEがもたらすC1.5というバランスは、スイング中にヘッドが非常に操作しやすくなる、というメリットがあります。軽いバランスでありながら、特有のしなりと戻りが、インパクトでヘッドをしっかり加速させ、ボールに最大効率でエネルギーを伝えているんです。ただ、闇雲に振れば飛ぶわけではもちろんありません。POWERZONEの最大の恩恵を受けるためには、やはりタイミングとボールの捉え方が非常に重要です。それが決まれば最高の飛距離とコントロール性能を提供してくれます。
 
 

飛ばすために必須の「掴まる」ドローボールと「POWERZONE」

松本プロ
何よりも球が掴まることが大事です。芯に当たって真っすぐ飛ばすだけだと、確かに真っすぐは行きますが、弾道が上になりがちで、力の伝わり方が効率的ではありません。飛ばすためには、しっかりと掴まったドローボールが必須なんです。そして、このPOWERZONEは、そのドローボールを打ちやすくする特性も持ち合わせています。
 

松本プロ
(補足として)もちろんフェードでも良いとは思いますが、そのためにはアウトサイドインの軌道が必須になります。一般的にアマチュアゴルファーが多いインサイドアウトの軌道で打つなら、ドロー気味に打った方が、弾道はより伸び、飛距離も出やすくなります。POWERZONEは、そのインサイドアウトの軌道から効率的にドローボールを導き出す手助けをしてくれるんです。
 

―なるほど。単に飛ぶだけでなく、理想的な弾道もサポートしてくれるんですね。
 
 


 

スライスに悩む人へ「POWERZONE」が示す柔らかいシャフトへのメリット

―では、スライスに悩んでいるのに、一般的な固定観念にとらわれてハードスペックで固めのシャフトを使っているゴルファーは、思い切ってこのPOWERZONEのような柔らかいシャフトにした方が良いということですか?
 

松本プロ
絶対そうですね。スライスの人は、ヘッドがリリースされずに、ダウンスイングで溜まりすぎてしまうのが大きな特徴です。ヘッドが走りすぎてスライスするケースというのは、実はあまり見かけません。多くの場合、ヘッドが振り遅れてしまうことが原因です。
 

松本プロ
そこでPOWERZONEのような柔らかいシャフトを使うと、ダウンスイングからフォロー、そしてインパクトにかけて、右手をうまく使ってヘッドを走らせるような動きが格段にしやすくなります。ヘッドが自分の意思で操作しやすくなる感覚ですね。
 

―なるほど!
 

松本プロ
硬いシャフトや重いヘッドよりも、このPOWERZONEのような軽いヘッドと柔らかいシャフトの組み合わせの方が、この「捌く」動作が絶対的にやりやすいので、結果的に球がしっかりと掴まりやすくなります。スライスに悩むゴルファーにとってPOWERZONEはまさに救世主となり得るシャフトだと思います。
 

―単なる柔らかさだけでなく、ヘッドを効率的に「捌く」という動きを引き出すために、POWERZONEが最適なんですね。
 
 


 
 

バランスの常識を覆す!「POWERZONE」が覆す飛ばしの常識

松本プロ
アマチュアゴルファーの皆さんはクラブバランスを出しすぎですよ。D2やD3といった重いバランスに囚われすぎです。このPOWERZONEを使ってC1.5というバランスで打っても、全く問題ありませんからね!むしろ、これまでの常識を覆し、飛距離と方向性を両立させる新たな可能性を示してくれました。
 

―POWERZONEの奥深さを感じるためにも、ぜひ多くのアマチュアゴルファーの方々に打ってもらいたいですね!
 

松本プロ
その通りです!ゴルフが一変すると思いますよ!
 

今回の松本プロのレビューは、多くのゴルファーが抱く「重いクラブ・硬いシャフトこそ飛ばせる」という固定観念を打ち破る内容だった。POWERZONEとC1.5という異例の組み合わせは、ドラコン王者に「300ヤードを飛ばす結論」と言わしめるほどの性能を発揮している。スライスに悩む人や、もっと楽に飛ばしたいと考えるゴルファーには、ぜひ一度POWERZONEを試してほしい。これまでのゴルフ常識が、良い意味で覆されるはずだ。