GOD残響にフィリス・メティが出場

–Professional Golfer Information
TEAM REVE、仙台に轟く“世界基準の残響”
フィリス・メティ、敗れてなお輝く異次元の飛距離
2025年12月7日、日本プロドラコン協会(JPDA)が主催する「ドラコン GOD 残響 in 仙台」がついに開幕。動員された照明がステージを照らすと同時に、轟音のようなインパクト音が会場に広がり、観客の胸を震わせた。
本大会は、ドラコン競技を“見て楽しむエンターテイメント”へと昇華するために企画された、いわば新時代のゴルフ・ショーケース。登録者数466万人を誇るU-NEXTで生中継されることで、会場と全国が同時に熱狂する稀有なイベントとなった。
ゴルフ未経験者でも一瞬で没入してしまう映像演出、音楽とスイング音がシンクロするステージ、そしてトップアスリート達の極限のパフォーマンス。JPDAが掲げる“ゴルフを知らない人が楽しめるゴルフ”という理念が、この日確かに形になった。
対戦形式もまた、観客の血を沸かせる仕掛けがある。日本のトップ選手同士の一対一のバトル7試合に加え、アメリカ、ニュージーランド、韓国、タイから招かれたワールドクラスの選手が参戦し、「日本 vs 世界対抗戦」として5試合が組まれた。
わずか数打で勝敗が決まる緊張感、観客のどよめき、スクリーンへ放たれる渾身の一打。どの瞬間も、従来のゴルフ競技の枠を超えた“魅せる”演出が施され、会場はまるで格闘技大会のような熱狂に包まれていた。

TEAM REVE、仙台のステージに堂々登場
その舞台に、力強い存在感を放つTEAM REVEの選手たちが姿を現した。
解説席には、TEAM REVEで日本大会10勝・公式記録342ヤードを誇る齋藤かおりプロ。選手としては、世界大会出場経験を持つ松本一誠選手、そして世界が認めたチャンピオン、ワールドレコード414ヤードを持つフィリス・メティ選手が参戦。TEAM REVEとして熱い戦いに挑んだ。
REVEの思想は、単に飛ばすためのシャフトを作ることではない。「ゴルファーの身体に負担をかけず、最大効率でヘッドスピードを引き出す」。このコンセプトを極限まで追求した答えが、IMPACT BORONに始まり、そこから派生した数々のモデルだ。
その中でも、今回の主役はフィリス・メティの手に握られていた「REVOLVER(S)」である。REVOLVERは、IMPACT BORONのDNAを受け継ぎながら、設計を徹底的にゼロベースで見直し、軽量帯のスペックとは思えないほどの剛性とキレを備えたREVEの象徴的モデルだ。軽量40g台でありながら、暴れることなく強靭に耐え、フルスイングに対して“振り抜いた瞬間に戻り切る”という異次元のレスポンス性能を持つ。シャフトの先端には高強度のチタンが融合され、軽量化で失いがちな剛性を補い、むしろ“軽いのに強い”という相反する要素を両立させることに成功している。
メティ選手のように、男子プロ以上のスイングスピードを持つ選手ですら信頼して振り切れる“芯のある強さ”を備え、シャフトの常識を塗り替える一本として今なお注目を浴びるモデルだ。
大会前、メティはREVEのスタジオを訪れ、ヘッドとのバランス、振り抜いた際のしなり戻り、ボール初速との連動を緻密に確認。まるでF1レーサーが自分専用のマシンを数ミリ単位で調整するかのように、道具への信頼がそのままパフォーマンスに直結することを誰よりも知る世界チャンピオンの表情だった。

TEAM REVE、仙台のステージに堂々登場
そして迎えた柳井紗奈選手との一戦。
照明が落ち、二人の選手の影がステージに浮かび上がると、会場の空気が一気に張り詰める。メティ選手のスイングは、まさに“音が違った”。ボールに対して圧力をかけるのではなく、まるで空気を切り裂くようにヘッドが加速し、インパクトの瞬間、REVOLVERが鋼のような戻りを見せながらボールを押し出す。スクリーンに映し出された弾道は一直線に突き抜け、ギャラリーから歓声が爆発した。
飛距離だけを見れば、メティが圧倒していた。しかしJPDAのルールは、飛距離と正確性の両立を求めるため、わずかなズレが命取りとなる。世界女王の弾道がわずかにエリアを外す場面が続き、結果として惜しくも敗戦という結果に終わった。
ただ、その敗戦は、彼女の価値を微塵も落とさなかった。むしろ「敗れてなお強し」という言葉が最も似合うアスリートだった。異次元の初速、スイングの豪快さ、REVOLVERのしなり戻りが生む破格の伸び。それらがスクリーンいっぱいに描き出す“世界規格の飛び”は、ギャラリーの心に深く刻み込まれたはずである。

松本一誠選手が示したPOWERZONEの潜在力
一方の松本一誠選手も、TEAM REVEとして確かな存在感を示した。彼が使用したのは「POWERZONE」。一般ゴルファー向けに開発されたワンフレックスでありながら、想像を超える加速力を持つそのシャフトは、松本の鋭いスイングを受け止め、球質を極限まで引き出していた。


結果として勝利こそ掴めなかったが、POWERZONEのポテンシャルの高さを、最も説得力のある環境で証明する場となった。
TEAM REVEの二人は、結果として勝ち星を残すことはできなかった。しかし、仙台に響き渡ったのはスコアではなく“存在感”だった。

REVEシャフトが世界レベルのスイングにも耐え、むしろそれを増幅させる性能を持つことを、メティ選手が全身で証明し、松本選手が実感として伝えた。
大会という枠を超え、ゴルフシャフトというプロダクトの本質的価値を、多くのファンに刻み込んだイベントとなった。
音が残り、記憶が残り、観客の心に残る――。
“残響”と名付けられたイベントは、TEAM REVEの躍動とともに、その名の意味をさらに深く刻み込んだ。







