平尾勝利プロ レイヴァー・アサルト・アタックでシニアツアーに殴り込み!
–Professional golfer information
高校時代は鳥取国体・円盤投げで優勝経験を持ち、パワフルなドラコンプレーヤーとしても名を馳せ、シニア入りした現在はPGAシニアツアー競技に照準を合わせ、出場に向けて日夜努力に励む!
シニアプレーヤー№1の飛ばし屋
平尾 勝利プロ
今や、ドラコン界をけん引するメーカーとなったREVEのシャフトを黎明期から競技で使用し、いち早くそのポテンシャルの高さを証明していたプロのひとりが平尾勝利プロ。力だけに頼らず、シャフトを鞭のように使えるように体全体を使ったスイングを武器にドラコン競技でも活躍し、シニア入りした現在はシニア№1の飛距離を武器に、3月に開催される「PGAシニアツアー予選会・最終予選」に挑む。REVEシャフトのRAVER ASSAULT ATTACK (レイヴァー アサルトアタック)+TOXIC R460(ヘッド)を相棒に、ラウンドでの飛距離はラウンドでもアベレージ300ヤード超。シニア入りした現在も全く衰えを感じさせない平尾プロにREVEシャフトの魅力をうかがった。
アベレージ300ヤード超の飛距離を活かして2020年はシニアツアーに出場したい
──かつてはドラコン競技でも活躍し、シニア入り後はPGAシニアツアーへ本格的に挑戦されている平尾勝利プロですが、2020年はどんな目標を立てておられるのでしょうか。
平尾プロ
3月25日からKochi黒潮カントリークラブで実施される「2020年度 PGAシニアツアー予選会・最終予選」での上位通過が目標ですね。これを通過できれば自身初のシニアツアー競技本格参戦になるわけですから、やはり気合が入ります。これまで3年間通過できずに悔しい思いをしていますし、今年は“何としても!” という気持ちですね。
──1998年PGA入会後、レギュラーツアー出場を目指されていましたが、印象に強いのはやはりドラコンプレーヤーとしての一面。ドラコンはいかにボールを遠くへ飛ばすか、ツアーはいかにより少ない打数でホールアウトするか、というように同じゴルフでもまったく異なる競技。ドラコンからシニアツアーへの転向に戸惑いはありませんでしたか。
平尾プロ
ドラコン競技をしていた頃のラウンド数は年間2~3ラウンドほど。とにかくほかの選手より遠くへ飛ばすことしか頭にありませんでした。ドラコンプレーヤーならそれで良かったのですが、シニアツアー挑戦を決めてからは、もっとラウンド数を増やさなければ勝負にならない。そこで思い切ってドラコンは引退し、シニアツアーへの出場権を得るためにラウンド数を増やしたんです。ドラコンを引退して3年になりますね。
──ドラコン競技とツアー競技の違いに戸惑うことは?
平尾プロ
もともとレギュラーツアーを目指していたこともありますし、自分自身はそんなに戸惑いはありません。もちろんドラコンの時は目一杯飛ばすだけだったのですが、ツアーではコントロールをつけなければいけない。スコアを競うわけですからアイアンの精度も上げなければならない。それに伴ってドライバーの飛距離は若干落ちたのは正直なところです。
──それでもラウンドでのアベレージは300ヤードを超えているそうですね。間違いなくシニアプロのなかでは№1の飛距離だと思います。
平尾プロ
そうですね。その飛距離を活かして2020年はシニアツアーに出場したいですね。
──ドラコン競技からシニアツアーへ。話題になるのは間違いないはずです。
平尾プロ
現役のドラコン選手のためにも、ツアーでもやれるところを見せつけたいですね。
レイヴァー アサルトアタックはREVEシャフトの流れを汲みながらもやや重量があって、手元側にもしっかり感があるので、叩きに行っても振り抜けるシャフト
──平尾プロと言えば、やはりREVEシャフトの初期からの使い手。記念すべき1号モデルであるインパクトボロンから、そのポテンシャルに惚れ込んでおられましたね。
平尾プロ
シャフトのしなりを活かしてスイングをすればヘッドスピードが上がるのは当然で、柔らかいながらもドラコンで使用できる強度や当たり負けしない強さを持つシャフトがあればと常々思ってはいました。ですが実際に柔らかいシャフトを使ってみると、スイングの切り返し時点で、すでに折れそうな感覚でとても思い切って振れるモデルはなかったんです。そんな時に出会ったのがインパクトボロン。しなり系でありながらも強靭な強さを持ち、大きくしなったとしてもダウンスイングでヘッドが遅れるどころかスピードを上げてインパクトへ向かっていく。「これはすごいシャフトだぞ」と。私自身、それまでXXX、XXXXのような硬いシャフトでも、鉛筆を揺らしたときに、まるでゴムのように柔らかく見える、そんな柔らかいスイングを心掛けていましたので、しなりを活かすにはまさにピッタリのシャフトだと感じました。それからはREVEシャフト一筋です。
──現在、ドライバーに使用されているシャフトは?
平尾プロ
レイヴァー アサルトアタックです。叩ける”ハイスピードシャフト”ということで使わせてもらっているのですが、REVEシャフトの流れを汲みながらもやや重量があって、手元側にもしっかり感があるので、叩きに行っても振り抜けるシャフトです。ドラコンと違って、今はコントロールも重視しなければいけませんので、それなりに重量は欲しいわけです。とはいえ他のシャフトと比べれば50g台と軽量ですが、それでもしっかり感はありながらもしなってくれる。それに多少のミスショットならミスにもならないような弾道を生んでくれるのもありがたいですね。安心して振り抜けます。ヘッドのTOXICとの相性も抜群です。
──2020年シーズンはレイヴァー アサルトアタックとともにシニアツアーでの活躍を期待しています。
平尾プロ
ありがとうございます。まずは予選を通過して、ツアー優勝できるように頑張ります!
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Profile
<平尾 勝利(ひらお かつとし)>
1967年4月14日生まれ。JPGA(日本プロゴルフ協会)会員、JGTO(日本ゴルフツアー機構)会員。力だけに頼らず、シャフトを鞭のように使う、体全体を使ったスイングを武器にドラコン競技で活躍、50歳のシニア入りを機にシニアツアー挑戦を決意、2020年3月の最終予選出場。