2020.10.27

竹山 佳林プロ 風が強い日でも負けない球が打てるのはREVEシャフトだからこそ!


–Professional golfer information

REVEシャフトとともに飛躍へのチャレンジを続ける24歳
目指すはツアー初優勝!

2019年シーズンはステップ・アップ・ツアーにフル参戦、「日医工女子オープン」では優勝争いを演じ、最終戦の「京都レディースオープン」でも7位タイに入るなど、ステップ・アップ・ツアーでは優勝まであと一歩のところまで迫っている若手注目株の竹山佳林プロ。2020年は新型コロナウィルス感染拡大防止のため多くのツアーが中止になり、練習環境の確保すら困難な状況の中、自分と向き合い、さらなる飛躍を信じて練習に取り組んできた。
無観客ながらようやく再開に漕ぎつけたツアーではこれまでの鬱憤を晴らすかのような、持ち前のダイナミックで豪快なプレーを展開中。そんな竹山佳林プロに2020年のこれまでの戦いぶり、そして今後のツアーに賭ける思いを聞いてみた。

竹山 佳林プロ


 

出られる試合全てで好成績が出せる様にしたいですね。
その中で優勝も出来れば、と思っています。

―2020年は新型コロナウィルス感染拡大防止の影響を受け、LPGAツアー、ステップ・アップ・ツアーともに中止が相次ぎ、無観客ながら6月にようやく「アース・モンダミンカップ」が開催され、その後もいくつかのトーナメントが開催されるようになってきました。試合がない期間は竹山佳林プロにとってもつらい期間だったと思うのですが、どのように過ごしていましたか?
 

竹山 佳林プロ 
開幕戦に向けてオフの間しっかり準備してきたのに、その開幕戦が中止。それだけならまだしも、そのあとの試合も次々と中止となってしまい、当初は胸にぽっかりと穴が空いた様な気持ちでした。でもいつ開幕しても良い様に準備しておかないといけないと思い、日々の練習は欠かさず行なっていました。
 

―いつ開幕するかわからないなか、照準を絞って調整するわけにもいかない状況。モチベーションを保つのも難しいはず。気晴らしのようなことはしていましたか?
 

竹山 佳林プロ
特にこれといったことはしていませんが、ラウンドに行くことが多かったです。知り合いの方や先輩後輩プロたちと楽しくゲームをしながらプレーをして楽しんでいました。
 

―練習の環境もなかなか思うように確保できなかったと思うのですが、どういった練習をしていましたか?
 

竹山 佳林プロ
ありがたいことに、私が練習させてもらっている練習場さんはいつも通り練習させてくださいました。でも、やはりコロナ感染は怖かったので、短時間で集中して打つようにしていました。あとはコースに行くことが多かったです。トレーニングはジムには行かず、近所をランニングしたり自宅でできる体幹トレーニングなどをしていました。
 

―ようやく「アース・モンダミンカップ」の初戦を迎え、竹山佳林プロも出場。どういった気持ちで初戦を迎えましたか?
 

竹山 佳林プロ
開幕戦はなんとしてでも出たいという思いで予選会に臨み、通過できました。会場は無観客のため静かだったのがとても寂しかったですが、やっと試合が始まったドキドキワクワク感と久しぶりの試合という緊張感があり、決勝ラウンドまでは行けませんでしたが、とても楽しかったです。
 

―ステップ・アップ・ツアーでは8月の「rashink×RE SYU RYU/RKBレディース」に出場して20位タイ。9月に入って再びLPGAツアー「ゴルフ5レディス プロゴルフトーナメント」に出場し、見事予選を通過し29位タイの好成績を挙げました。2日目には67を叩き出し一気に12位まで順位を上げていただけに、最終日の73は悔しかったのでは?
 

竹山 佳林プロ
今年は去年に比べてまとまりのあるゴルフができていて、ステップ初戦もゴルフ5もなかなか良い成績を出せたと思ってます。ゴルフ5 では2日目に一気に上位に順位を上げることができたのに、最終日にスコアを落としてしまったのは確かに悔しかったです。せめてパープレー、良ければアンダーでスコアを伸ばすのを最終日の目標にしていたので。ですが今まで出場したレギュラーツアーの中では29位タイはベストフィニッシュなので、また一つ前進できたという風にポジティブに捉えています。最終日にスコアを伸ばすというのは次への課題ですね。
 

―9月はステップ・アップ・ツアーの「2020中国新聞ちゅーピーレディースカップ」でも最終的に8位タイでしたが、初日は3位タイと優勝圏内につけました。この試合を振り返っていただけますか?
 

竹山 佳林プロ
初日はトップスタートだったので、とても清々しくプレーできました。周りのスコアも一切わからないので、自分のプレーにより集中できて良いスコアが出せました。いつも出だしで出遅れて後から追い上げて上位に行くということが多かったので、初日のこの好位置は落とさない様にプレーしようと思ってました。2日目はショットは結構良くてチャンスもあったのですがなかなかバーディーが決まらず、でもストレスのないパーを取れていたので焦り等もなかったです。この日は最終組でトップの選手と回っていましたが特に緊張もなく、自分のプレーにとても集中できていました。最終日の前半もそんな感じで気持ちよく回れていたのですが、後半スタート前にリーダーズボードを見て優勝を意識してしまい、後半は欲を出して自滅してしまいました。ですがほとんどリズムを崩すことなく3日間上位でプレーできたのは自信になったと思います。
 

 

―9月に入り、好調ぶりが目に付くのですが、何かきっかけのようなものがあったのでしょうか?
 

竹山 佳林プロ
毎年ショートゲームが課題だと言いつつ一向に上手くなっていなかったので、今年のオフ(試合がない期間も含めて)はショートゲームの練習をいつもより多く練習していました。そのおかげもあってかパターが自分の思ったところにしっかり打てる様になって、距離感とラインの読みも合う様になってきました。パターが以前より良くなったおかげでバーディー数も多くなりましたし、パーセーブ率も上がったと思います。
 

―試合数は少ないですが、今シーズンの目標を教えてください。
 

竹山 佳林プロ
もう今年の試合も残り少なくなってきましたが、出られる試合全てで好成績が出せる様にしたいですね。その中で優勝も出来れば、と思っています。
 
 
 

リボルバーFUで距離を調整したハーフショットを打つことがあるのですが、力を抑えたショットでも球が曲がらずにアイアンの様な精度のショットが打てる

―話は変わりますが、竹山佳林プロの片腕ともいうべき、レーヴシャフトは相変わらず好調のようですね。ドライバーとフェアウェイウッドにはリボルバー、ユーティリティにはリボルバーFU。長い期間、使い続けていますが、リボルバーとFUの良さをそれぞれ教えてください。
 

竹山 佳林プロ
プロになる以前からレーヴさんのシャフトは使わせていただいています。しなりがあるのに、球がブレずに弾道が安定しているところが好きです。もちろん距離も出ますし、風が強い日でも負けない球が打てるのはこのシャフトだからこそ。UTも最近は距離調整でハーフショット等を打つことがあるのですが、そういう力を抑えたショットでも球が曲がらずにアイアンの様な精度のショットが打てます。そのおかげでいつもとても助かっています。
 

―最近では素振り用の練習器具「REVEスイングスティック」も使用しているそうですね。ドライバーとほぼ同じ重量のヘッドを装着した、絶妙のバランスの練習器具だと評判です。この練習器具の使い心地はいかがですか?
 

竹山 佳林プロ
クラブヘッドが付いていないのに、普通のクラブを振っている様な感覚で驚きました。シャフトのしなりも感じることができます。でもヘッドの空気抵抗がない分普通のショットよりヘッドスピードを上げて振れるので、ウォーミングアップでも使えるしトレーニング器具としても使えるのでとても優秀。私もいただいてから毎日練習には欠かさず使わせてもらっています。
 

―お疲れのところ、どうもありがとうございました。これからも試合は続きますが、頑張ってください!
 

竹山 佳林プロ
こちらこそいつもありがとうございます。良い報告ができるように、今後も頑張ります!