2020.11.30

【REVE USER’S VOICE】下室 舞弥 アマチュアゴルファー


多くのトーナメントプロやドラコンプロから絶大な信頼を置かれ、驚異的な飛距離と類まれな操作性の高さを実証してきたREVEシャフトの数々。もちろんそのポテンシャルの高さは、トップアマはもちろんアベレージゴルファーからも支持されており、REVEには数多くの称賛の声が届いている。10月8~9日、滋賀県のザ・カントリークラブにて開催された一般社団法人関西ゴルフ連盟主催「2020年度関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権決勝競技」で見事な逆転優勝を成し遂げた下室舞弥さんもREVEシャフトを愛用し、試合でも使用するアマチュア選手のひとり。今回の優勝も「REVEシャフトに助けられた場面もあった」と話し、使用したリボルバーRRのポテンシャルに惚れ込んでいる。もともと総合力が高く、完成度が高い選手として優勝候補に挙げられていたが、今回の優勝により、アマ競技者としてのステージが上がったのは間違いなし。今回はそんな下室舞弥さんに関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権優勝の感想を聞いてみた。

下室 舞弥 アマチュアゴルファー
2020年度関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権優勝者


※下室舞弥さんにはボランティアで取材の協力を頂きました。
 
 

最終日の2番ホールで10メートル以上のバーディパットを決められた。これで気分が楽になりましたね。

―2020年10月8~9日、ザ・カントリークラブを舞台に開催された関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権決勝競技で見事な逆転勝利を飾った下室舞弥さん。2打差の4位タイから出た最終日は時折雨が激しく振りしきる厳しいコンディションのなか、アウト39、イン41の80でまとめて2位に1打差をつけての見事な逆転劇を演じました。まず優勝の感想を教えてください。
 

下室舞弥さん
とにかく嬉しいですね。最終日は雨も強く、試合途中に「これはゴルフになるかな」なんて少し弱気になることもあったのですが、なんとか自分のゴルフをやりきることができました。こういった大きな試合で優勝できることなんてなかなかありませんので、本当に嬉しいです。
 

―1995生まれ、25歳の下室舞弥さんにとってミッドはルーキーイヤー。優勝への意気込みも相当あったと思いますが・・・。
 

下室舞弥さん
もちろん優勝はしたい気持ちはあったのですが、出場されているほかの選手の方々の中には、私がゴルフを始めた中学生の頃からトップアマとして一線で活躍されておられる方もいらっしゃいましたので、どれだけやれるかはわかりませんでした。そういった強い方々が最終日にどれだけスコアを伸ばしてくるかもわかりませんし、私自身久しぶりの試合でしたので、その日の調子次第で優勝できれば・・・というくらいの意気込みでしたね。どちらかというと不安の方が大きかったかな。
 

―久しぶりの試合だったということですが、試合そのものは楽しめましたか?
 

下室舞弥さん
同い年の吉岡ひかるさん、同じコーチからゴルフを習っていた田中綾香さんと最終日が同組だったこともあって、厳しいコンディションながらも楽しめた方だと思います。
 

―ポイントになったホールやプレーを教えてください。
 

下室舞弥
初日のスコアは76。バーディがひとつもなかったので、最終日は1つでもバーディがほしいなと思っていたところに2番で10メートル以上あるバーディパットを決めることができたんです。これで何か重苦しい感覚から抜け出せて、すっと気持ちが楽になりました。その後3番でもバーディを取ることができましたので、ポイントになったホールとすれば、この2番だと思いますね。ティーショットを右にOBした9番ホールでトリプルボギーも打っちゃったりしてミスもあったのですが、最終的に2位に1打差で勝てたということは、やっぱり2番のバーディが大きかったんじゃないかなって思います。
 

―下室舞弥さんを簡単に紹介すると、奈良県出身の25歳。東北福祉大学ゴルフ部時代は女子主将を務め、全国女子大学ゴルフ対抗戦でも優勝を成し遂げました。その後は関西へ戻り、六甲国際ゴルフ倶楽部の石井雄二コーチに師事。プロゴルファーを目指していたそうですね。現在はアマチュアとして日本女子アマ優勝を目標に練習に励んでいるということですが、これまで目指していたプロゴルファーへの未練みたいなものはありませんか?
 

下室舞弥さん
プロへの未練はありません。自分でもやり切ったという気持ちもありますし、いざプロを目指すことを辞めてみると、逆にスコアが良かったり(笑)。今はアマチュアとして、ゴルフを楽しんでいます。
 

―そんななか、まず関西女子ミッドを獲れたのは自信につながるのでは?
 

下室舞弥さん
そうですね。これまで頑張ってきたことが無駄ではなかったという証にもなりましたし、自信になっています。
 

―福岡カンツリー倶楽部で開催予定だった日本女子ミッドの開催中止は残念ですね。
 

下室舞弥さん
すごく残念です。でもこのようなコロナ禍で関西の試合を開催していただけただけでも感謝ですね。来年も権利を獲って日本女子ミッド優勝を目指すつもりです。
 

 
 

リボルバーRRは軽さとしなり戻りのスピードを兼ね備えていて、今回の優勝の原動力になったのは間違いありません。

―試合内容に話を戻しますが、最終日にOBがあったとはいえ、きつい雨の中、ショットの安定感が光りますね。
 

下室舞弥さん
 そうですね。私なりにしっかり振れていたと思いますし、ショットが安定していました。それにアマチュアに復帰して使うようになったドライバーの新しいシャフトがすごくフィットしている感じがして、飛距離・安定感とも増しています。
 

―どんなシャフトなんですか?
 

下室舞弥さん
コーチしていただいていた石井雄二さんの薦めで購入したんですが、REVEのリボルバーです。西木裕紀子プロと同じRRという最も柔らかいスペック。
 

―このシャフトに替えて初速も上がったと?
 

下室舞弥さん 3m/sは確実に上がっていますので、飛距離もかなり伸びたと思います。
 

―RRはすごく柔らかいというイメージのスペックなのですが、初めて打った時の感覚はいかがでしたか?
 

下室舞弥さん
先端をややチップカットしていますので、本来の柔らかさではないのですが、ほかの方が振ると相当柔らかく感じると思います。それにもともと軽量シャフトが好みなので、39gの軽さも魅力です。私はどちらかというとパワーがある方ではありませんので、シンプルに軽いシャフトを振る方がヘッドスピードも上がって、振りやすい。もちろん大きなしなりと戻りスピードの速さにも助けられています。このリボルバーRRは軽さとしなり戻りのスピードを兼ね備えていて、今回の優勝の原動力になったのは間違いありません。
 

―下室舞弥さんのゴルフスタイルにすごくマッチしたんですね。シャフトも各社から多種多様なモデルがあり、1本を選ぶのも大変な作業になると思うのですが、下室舞弥さんは短期間に自分になったシャフトに巡り合えたわけですね。
 

下室舞弥さん
今回の試合までそれほど多くのラウンドでテストできたわけではないのですが、すごく馴染んでくれました。とりわけシャフトにスイングを合わせるということもありませんでしたし、シャフトのポテンシャルの高さに助けられたショットもあったと思います。
 

―それだけ軽くて柔らかいと、ミスショットがかなり明確に表れるようなイメージなのですが・・・。
 

下室舞弥さん
確かにミスが出る時もあるのですが、打った瞬間に感じたミスよりも、実際はそれほど大きな曲がりじゃなかったり、方向のブレが少なかったり、ミスの幅がかなり小さいような気がします。それにシャフトの挙動がかなり素直なので、ミスが出た時はスイングにどこかおかしな部分が生じたということ。ミスをしてもスイングのミスを探して、調整すればいいということなので、わかりやすいんです。
 

―まだまだこれから使い込んでくると飛距離も伸びそうですね?
 

下室舞弥さん そうですね。期待しています!
 

―これからの目標は?
 

下室舞弥さん
できれば日本を代表するようなトップアマになりたいですし、日本タイトルも獲りたいですね。あわよくば、プロを目指していた時に出れなかった日本女子オープンのような大きな試合にアマチュアとして出場して、活躍できれば嬉しいですね!