2020.12.08

今井陽介プロ REVEシャフト使用でさらに飛距離に磨きをかけ、大器晩成を目指す


–Professional golfer information
180センチ、75キロの恵まれた体躯から繰り出される圧倒的な飛距離が持ち味の今井陽介プロ。熊本県立第二高等学校在学時には野球部に在学して投手。福岡大学在学中の21歳からゴルフを始め、2009年32歳でプロ転向、2012年にプロテスト合格を果たした。2009年の関西オープンでツアーデビューを飾るものの、その後は思うようにツアー出場が叶わず、2017年まで4戦のみと苦しい期間を過ごす。そんななか2019年、ビッグトーナメントのひとつである「マイナビABCチャンピオンシップ」マンデー予選会(主催者推薦選考会)に出場、7アンダー・65をマークして1位で本選出場を獲得、注目を集めた。日々の努力で培ったテクニック、そして持ち前の飛距離はまだまだ錆びついておらず、このほどドライバーに名器リボルバーの遺伝子を引き継ぐモデル「イノベーションワン」を装着したことで、さらに飛距離アップ、安定感向上に成功。若い世代に交じっても遜色のないプレーぶりでツアー出場、そして活躍を目指す。今回、そんな今井陽介プロにREVEシャフトの魅力を聞いてみた!

今井 陽介プロ


聞き手/編集部 取材地/REVE本社
 
 

「イノベーションワンを使うようになってヘッドスピードが1.5~2m/s上がっている。意識することなく、普段どおりのスイングをしているにも関わらずですよ。シャフトでこれだけ変わってくるなんて、今までなら考えられなかったことです」

―2019年はマンデー予選会を通過して「マイナビABCチャンピオンシップ」本選出場も果たしました。ジュニア時代から試合に出場してきたプロが多く、若い選手の活躍が目立ちますが、そんなか1位での本選出場権獲得はまだまだ今井プロの可能性を拡げる結果だったと思います。遅咲きと言われることも多いかと思いますが、若い選手に負けない部分をたくさんお持ちのはず。40代になって苦労した分、ひと花咲かせたいですね。
 

今井陽介プロ
ゴルフを始めたのが大学在学中の21歳。それもゴルフ部に入ってというわけではなく、遊びで始めました。それからゴルフの面白味や奥深さを知って、プロの道に進みたいと考えたのが22歳の頃なんです。今の若い選手たちは5歳や6歳でゴルフを始めてジュニアの競技にも出場、プロテストを受験できる年齢になるまでにいろんな経験を積んできているので、そういった選手たちと比べて苦労してきた部分も違うと思いますし、環境も違うと思います。そんな選手たちと同じ土俵でゴルフの腕を磨き、いかに頑張れるかは自分にとってチャレンジでもありますし、43歳になりますがツアーに出場したい気持ちは常に持っています。ですから若い選手たちを意識するよりも、自分がどれだけレベルを上げていけるか。これに集中して日々ゴルフに取り組んでいます。
 

―マイナビABCチャンピオンシップ本選では残念ながら予選通過は叶いませんでしたが、2017年日本プロ以来のツアー出場はいかがでしたか?
 

今井陽介プロ
これまで小さな試合も含めて試合には出場してきましたが、ツアーはやっぱりいいですね。実際出場すると、毎回これだけ多くのギャラリーの前でプレーできるのは本当にいいなって思いますよね。
 

―今井陽介プロの代名詞といえば、180センチの長身から繰り出す飛距離。ドライバーショットは平均300ヤードを超えるそうですね。そんな今井プロがさらなる飛距離を求めて、最近REVEシャフトを使用しはじめたそうですね?
 

今井陽介プロ
そうなんです。前々から評判の高さは耳に届いていましたので、お願いしてドライバーに使用させていただくようになりました。
 

―REVEにはツアー選手はもちろん、ドラコン選手、トップアマ、アベレージゴルファーなど様々なゴルファーにそれぞれマッチするモデルが存在するわけですが、そんななかで選ばれたというモデルは?
 

今井陽介プロ
色々試させていただいて、どれも甲乙つけがたい性能の高さだったんですが、そのなかでも自分に一番マッチしたイノベーションワンというモデルのXを使用させていただいています。
 

―大人気のリボルバーにチタン合成量やボロンシートを増量することで重量を約5gアップさせたモデルですね。リボルバーの強烈なしなり戻りを受け継ぎながらも少し間を取ってくれるということで、こちらもアマチュアから男子プロまで幅広く愛用されています。イノベーションワンの印象を教えてください。
 

今井陽介プロ
いままで使用してきたシャフトのなかで一番しなり戻りが速いので、すごく頼りになりますよね。走り過ぎるとどうしてもタイミングが取りづらい印象もあるのですが、イノベーションワンはしなり戻りが速いといっても、適正なスピードなのですごくタイミングが取りやすい。今までどおりのスイングをしながらも、シャフトが大きくしなってスピードを上げてインパクトの正しい位置でボールにヒットしてくれるわけです。これには驚きました。
 

―しなり戻りのスピード感は飛距離にもつながっていると。
 

今井陽介プロ
もちろんそうですね。実際計測してみるとヘッドスピードが1.5~2m/s上がっている。意識することなく、普段どおりのスイングをしているにも関わらずですよ。シャフトでこれだけ変わってくるなんて、今までなら考えられなかったことです。
 

―飛距離だと?
 

今井陽介プロ
10~15ヤードは軽く伸びていますね。2打目で持つクラブの番手が1番手は変わってきますので、ゴルフがかなり楽になっています。
 

―方向性は?
 

今井陽介プロ
申し分なしです。私の場合、スイングのタイミングがずれるとボールが左に行くことがあったんですが、それが減りました。シャフトがスイングのミスをカバーしてくれているのかもしれません。
 

―イノベーションワンはリボルバーよりもやや重量があり、今井陽介プロが使用するXで58g。それでもかなり軽量の部類になりますが、この重量は魅力では?
 

今井陽介プロ
試合の長丁場ではやっぱり楽ですよね。軽量とはいえしっかり感もあり、当たり負けもしない。飛距離も出ますし、理想的なシャフトだといえるのではないでしょうか。
 

―良いことづくめですね。
 

今井陽介プロ
本当にそう感じます。これまで自分のパワーで強振して飛距離を出していた部分が大きかったのですが、シャフトが仕事をしてくれますので、強振することなく飛距離を出してくれる。その分、コントロールにも気を配れるわけです。
 

―どんなアマチュアの方に使ってもらいたいですか?
 

今井陽介プロ
REVEさんのシャフトはこのイノベーションワン以外にも、色々なモデルが揃っていて、老若男女、どんなゴルファーでも飛距離を伸ばすモデルが見つかると思います。REVEさんの素晴らしい施設で試打をしながら自分に合った1本を見つけていただきたいですね。想像以上の飛距離を手にすることができると思います。
 

―最後にこれからの目標を教えてください。
 

今井陽介プロ
現在43歳でベテランの域に入りつつあるのですが、自分の中でリミットを決めることなく、どんな小さな試合でも優勝を目指してチャレンジしていきたいと思っています。もちろんツアーに出場できるチャンスがあれば、そこで全力を尽くして、活躍できるように頑張っていきます!応援よろしくお願いします!
 

Profile


<今井陽介(いまい ようすけ)プロ>
1977年3月12日、熊本県生まれ。熊本県立第二高等学校在学時には野球部に在学して投手。福岡大学在学中の21歳からゴルフを始め、2019年32歳でプロ転向、2012年にプロテスト合格を果たす。2009年の関西オープンでツアーデビュー。180センチの長身から繰り出されるドライバーショットは300ヤードを超える飛ばし屋。2019年「マイナビABCチャンピオンシップ」マンデー予選会(主催者推薦選考会)に出場、1位通過し注目を集める。遅咲きの苦労人ながらも、持ち前の飛距離と培ってきた経験でツアー出場を目指す。