2021.01.25

中野恵里花選手 ドライバー・FWをリボルバーに替えて飛距離アップに成功!

中野恵里花

ユーティリティ、ウエッジもREVEシャフトに変更し、プロテスト合格を目指す!


–Professional golfer information
2019年4月、兵庫県・花屋敷GCよかわCで開催された「スタジオアリス女子オープン」初日に3バーディ・1ボギーの70をマーク、首位に2打差の5位スタートというセンセーショナルなツアーデビューを果たし、注目を集めた中野恵里花選手。キュートな笑顔が印象的な京美人で、芸能事務所にも所属する話題のプレーヤーのひとりだ。2000年生まれのプラチナ世代であり、ポテンシャルの高さは折り紙つき、悲願のプロテスト合格を果たせばツアーを代表する選手へと成長する可能性を秘めている。そんな中野恵里花選手はドライバー、フェアウェイウッドにREVEシャフトを使用し、飛距離・安定性ともに向上に成功。さらにREVEシャフトのポテンシャルに可能性を感じ、このほどUT、ウエッジもREVEシャフトへと交換。フィーリングもマッチし、より高いレベルへと昇り始めている。狭き門といわれるプロテスト合格へ向けて調整を重ねる中野恵里花選手にREVEシャフトの魅力を聞いてみた。

中野恵里花選手


 
 

REVEさんにお願いしていたユーティリティ、ウエッジのシャフトも馴染んできましたし、調子は上がっています。プロテストまでそれほど時間もありませんし、自分のできることをやるだけという感じです。

――新型コロナウイルス感染拡大は先行きが見えず、プロテスト合格を目指す選手にとっても影響が大きかったと思います。2020年春以降、プロテストの延期もあり、不安もあったと思うのですが、練習や気持ちにどんな影響がありましたか?
中野恵里花選手 本来なら2020年半ばにはテストが始まるということで、準備を重ね、そこへ向けて自分なりに仕上げてきたので、正直延期が決まった時は気持ち的に少し緩んでしまった感じがありました。でも延期だといっても長くて1年後、短ければ半年ほどだろうと考え、すぐにレベルアップできる調整時間が増えたと前向きに捉えることにしていました。
 

――練習環境や内容にもコロナの影響はありませんでしたか?
 

中野恵里花選手
ほとんど変わりはなかったですね。2020年に緊急事態宣言が出た時はパーソナルトレーニングがZOOMでのオンラインになったりはしたんですが、それほど影響もありませんでした。延期が決まってからは試合勘をキープするためにミニツアーへの出場数は意識して増やしていましたね。
 

――2020年のプロテストは2021年3月中旬から4月上旬にかけて1次テストが5会場で開催。通過者が2次に進出し、第2次予選は5月に3会場で、最終プロテストは6月22日から4日間の日程で静ヒルズCC(茨城県)で行なわれることが決定しました。目前に控えて、調子はいかがですか?
 

中野恵里花

中野恵里花選手
私は第2次予選からなので5月から始まります。REVEさんにお願いしていたユーティリティ、ウエッジのシャフトも馴染んできましたし、調子は上がっています。それほど時間もありませんし、自分のできることをやるだけという感じです。
 

――受験年齢が引がり、より狭き門となったプロテストですが、中野恵里花選手はこれまでレギュラーツアーにも出場して、ずっといいゴルフをしてきているイメージ。プレッシャーも感じることもあるとは思いますが、目前に控えての心境というのは?
 

中野恵里花選手
プロテストを通過しなければ後はないという現状ですし、いくら狭き門であったとしてもテストを受かるしかありませんので、思い切ってやるだけです。焦りがないと言えば噓になりますが、それがプレーに響いてしまっては元も子もありませんので、しっかりと自分のやるべきことをやって、あとはテストで自分の持っているポテンシャルを出し切るだけだと思っています。
 

――不安なく過ごせていると。
 

中野恵里花選手
プロテストはあくまでも通過点。その先のレギュラーツアーを見据えて練習してきているつもりですので、自信を持って挑みたいですね。
 

――2021年度のテストも秋に控えていますが、もちろん合格を目指すのはあくまで2020年プロテストですね。
 

中野恵里花選手
もちろん!春の2020年プロテスト合格を目指しています!
 
 

ウエッジ3本に I.Elevationを使用。球が上がりやすく、コントロール性能も高いので、カップに寄せられる確率はかなり上がっていると思います。カーボンながらもスチールより重量があり、スチールに負けない直進性もあって、言うことなしのシャフト。かなり信頼しています。

――中野恵里花選手はこれまでドライバーとフェアウェイウッドの#3、#5にリボルバーをそれぞれ組んでいます。ドライバーはかなり飛距離が伸びたそうですね。
 

中野恵里花選手
以前と比べて10ヤードは軽く伸びています。リボルバーに替えて初めての冬だったんですが、寒い時期でも飛距離はそれほど落ちていませんし、風にも負けないので、新鮮な感覚でプレーできています。
 

――ドライバーが10ヤードも伸びるとマネジメントも変わってくるのでは?
 

中野恵里花選手
やっぱりパー5の攻め方がかなり変わってきました。どちらかというとセカンドで刻む攻め方をしていたんですが、リボルバーに替えてからはドライバー、#3ウッドでグリーン近辺までボールを運んで、短い距離を寄せていくホールが増えました。それによってパー5でのバーディ率も高くなりましたね。100ヤード以内のショットを打つ回数も多くなりましたので、短い距離でのショットの引き出しも増えてきたように思います。最近は試合のセッティングを見るとトータルヤーデージも伸びてきていますし、リボルバーでの飛距離アップはありがたいですね。
 

中野恵里花

――FWももちろん飛距離が伸びている。
 

中野恵里花選手
そうなんです。もともとFWは好きなクラブでもあるのですが、より打ちやすくなりましたし、飛距離も伸びました。飛距離が伸びたうえに弾道も高くなり、ボールを止めやすくなって正確性もアップ。自信を持って振り抜けています。
 

――軽量で超高速しなり戻りが特徴のリボルバーですが、使い心地はいかがですか?
 

中野恵里花選手
それまで使っていたシャフトは割とハードなスペックだったので、リボルバーを初めて振った時は、不思議な感覚でしたね。すごく柔らかいのにスピードを上げて下りてくる。当たり負けもしないので、楽に飛距離を出せる印象。ちょうどその時にスイングを治しているタイミングだったのですが、そのスイングにもマッチしてくれて、すぐに慣れることができました。
 

――今回、ドライバー、FWに続き、ユーティリティにもREVEのユーティリティ向けシャフトの「FU」、それにアイアンシャフト「I.Elevation」に変更したとのこと。
 

中野恵里花選手
ウッド寄りの22度にFU、アイアン寄りの25度に I.Elevationを組んでいます。以前はどちらもスチールシャフトを組んでいたんですが、スチールに比べて走りが良くなりましたし、つかまり過ぎもない。距離にばらつきがなく、安定しているので自信を持って打ち込んでいけるんです。高弾道でも風にも強く、しっかりした強い球を打つことができますし、直進性も良いので、それぞれ180ヤード・170ヤードの距離でも直接ピンを狙っていけるようになりました。
 

中野恵里花

――ウエッジにも I.Elevationを使っているとのこと。カーボンながら80グラムの重量でしっかり感をキープしているようですね。
 

中野恵里花選手
50度、54度、58度のウエッジ3本に I.Elevationを使っています。とにかく打った感覚が良くて、すぐに気に入りました。特に58度を使ったアプローチショットはすごく球を上げやすいんです。それまで使っていたシャフトに比べると、コントロール性能も高いので、カップに寄せられる確率はかなり上がっていると思います。カーボンながらもスチールより重量があり、スチールに負けない直進性もあって、言うことなしのシャフト。かなり信頼しています。
 

――女子選手には特に人気のデザインのカモフラですが、中野恵里花選手はいかがですか?
 

中野恵里花選手
すごくかっこいいですよね。ウッド系はデニムカラー、UTとウエッジはカモフラのソリッドブラックを使っています。デニムはすごくおしゃれですし、ソリッドブラックは精悍さもあって、やる気を起こしてくれるカラーですよね。
 

――最後にプロテストへの意気込みを教えてください。
 

中野恵里花選手
2次は5月からスタートしますので、今は自分にできることだけをしっかりやり切り、テストではとにかく1打1打集中してベストを尽くしたいと思います!
 

――頑張ってください!
 

中野恵里花選手
ありがとうございます!
 
 

Profile


<中野恵里花(なかの えりか)>
2000年1月25日生まれ、京都府宇治市出身。9歳からゴルフを始め、2011年「LPGA全日本小学生トーナメント」優勝、2014年「日本ジュニアゴルフ選手権競技女子12歳~14歳の部」4位などジュニア時代から輝かしい戦績を残す。プロデビュー戦となった2019年4月の「スタジオアリス女子オープン」では初日を首位に2打差の5位Tという成績を残し、デビュー戦Vへの期待が膨らむ好スタートで一躍注目を集めた。新型コロナウイルス感染拡大を受け、2021年春に実施されるプロテスト合格へ向け日夜努力を続けている。