2021.04.08

永田あおいプロ アサルト・アタックを手にして現役時代並みの飛距離と方向性が復活!

アサルト・アタックを手にしたことで現役時代並みの飛距離と方向性が復活!


–Professional golfer information
身体は大きくないものの、豪快なドライバーショットを放ち、常に攻めのゴルフで多くのファンのハートを掴んだ永田あおいプロ。2013年の「京都レディースオープン」では初代クイーンになるなどステップ・アップ・ツアーで4勝を挙げ、アグレッシブかつチャレンジングなプレースタイルで好成績を積み上げてきたが、2018年シーズンを最後に惜しまれつつもトーナメントプレーヤーを引退。現在は関西を拠点にゴルフの活性化を目指して幅広く活動を行なっている。トーナメントから一線を引いたもの、プレーの向上心は高まるばかりで、現在強靭なパワーとスピードを兼ね備えるアサルト・アタックをドライバーに装着。現役時代を彷彿とさせるショットを披露している。そんな永田あおいプロにツアーを退いた心境、そしてREVEシャフトの魅力を聞いた。

永田あおいプロ


取材地/REVE本社
 
 

「引退後は女子プロゴルファーと一般ゴルファーが身近に繋がれるようなシステムを考え中。実現に向けて頑張っています」

――2011年はステップ・アップ・ツアーで2勝を挙げるなどして、同ツアー賞金女王にもなった永田あおいプロ。年齢的にもまだまだ現役として活躍できるかと思うのですが、2018年のシーズンを最後にツアープレーヤーから引退されました。引退の理由というのは?
 

永田あおいプロ
理由を考えるとここでは説明しきれないくらいたくさんあるのですが、一番の理由はこのまま試合への出場を続けていると、ゴルフが嫌いになっちゃうんじゃないかということ。ゴルフは練習を重ねただけ成績を残せるスポーツでないのはわかっていたのですが、2015年くらいからかな、いくら練習してもレギュラーツアーで思うような成績を残せなくなってしまって、それがすごく苦しかったんです。このままだと大好きだったゴルフが、クラブを持ちたくなくなるくらい嫌いになりそうだったので、一度選手を離れてみようかと。アマチュアの方と同じような、エンジョイできる立場でもう一度ゴルフをプレーしてみたいということで思い切ってトーナメントからの引退を決断しました。
 

――現役最後の年となった2018年もステップ・アップ・ツアー「パナソニックオープンレディース」で初日に65を叩き出してトップにも立ったのですが、それでも引退を決断。
 

永田あおいプロ
自分なり良いプレーをしていたつもりなんですが、それでも勝てなかった。それがすごく悔しくて・・・。この試合で勝てなかったことで、踏ん切りがついたというのもあるんです。
 

――トーナメントから一線を引かれて3年ほど。悔いはありませんか?
 

永田あおいプロ
もちろんレギュラーツアーで優勝もしたかったですし、まったく悔いがないといえば噓になるかな。でも今は気持ちもすっきりしていますし、何よりゴルフを楽しめているんです。
 

――復帰したいという気持ちは?
 

永田あおいプロ
いつかはステップ・アップ・ツアーに出場したいなぁ、なんて漠然と考えたりすることもあるんですが、今はないですね。QTを受けるには相当な覚悟が必要ですし、またゴルフが嫌いになると嫌なんで(笑)。
 

――現在はどのような活動をされているのですか?
 

永田あおいプロ
少しずつレッスン活動を行なってはいるのですが、なかなか拠点とする場所はなく、アマチュアの方々と直接触れ合える機会が少ないのが現状。ただ色々とゴルフ普及のための活動は行なっていまして、今は女子プロゴルファーと一般ゴルファーが身近に繋がれるようなシステムを考え中なんです。実現に向けて頑張っています。
 

――ラウンドの頻度は?
 

永田あおいプロ
現役時代と比べればかなり減りましたね。プライベートでラウンドすることがほとんど。スコアを気にせず、きれいな景色と気心の知れた友達に囲まれてのプレーを堪能しています。
 

 
 

「アサルト・アタックはどのシャフトにもない、独特の挙動。コンパクトに軽く振ってもしっかりしなり戻りを感じることができるし、ヘッドスピードを上げて振りにいっても、インパクトで正しい位置にヘッドが戻ってきてくれる」

――そんな永田あおいプロですが、ドライバーにREVEシャフトを組んでいるそうですね。
 

永田あおいプロ
そうなんです。レイヴァーアサルト・アタックを使っているのですが、本当に素晴らしいシャフト。このシャフトのおかげで、プレーを楽しめる要素がかなりアップしていますね。
 


――きっかけは?
 

永田あおいプロ
仲良くしている西木裕紀子プロがREVEシャフトを使っているのがきっかけ。ショットを見ていると軽くて柔らかいシャフトなのに、にすごく良いボールを打っているので、まずそこに興味を持ちました。私も引退してプレースタイルが変わり、どちらかというと体に負担がなく、シャフトのしなり戻りを使って楽に飛距離を伸ばしたいという気持ちがあったので、思い切って使わせてもらうようにお願いしました。
 

――レイヴァーアサルト・アタックといえばゴルフ業界では初めてニッケルボロンを採用したハイスピードシャフト。名器・リボルバーの性能をそのまま継承しつつも叩きにいけるシャフトとして男子プロも使用しています。まずこのシャフトを初めて持った印象は?
 

永田あおいプロ
現役時代は色々なメーカーのモデルを試させてもらって、それぞれの挙動の特徴は知っているのですが、アサルト・アタックはどのシャフトにもない、独特の挙動。まずそれに驚きました。ライン出しでコンパクトに軽く振ってもしっかりしなり戻りを感じることができるし、ヘッドスピードを上げて振りにいっても、インパクトで正しい位置にヘッドが戻ってきてくれる。誰が打ったとしても、その人のスイングに合わせられるような、不思議な性能を持ったシャフトだなぁっていうのが印象です。
 

――REVEシャフトは軽量で、初めてワッグルした時は柔らかさを感じるケースが多いのですが・・・。
 

永田あおいプロ
確かに柔らかさは感じましたが、柔らかいシャフトにありがちな弱々さは一切感じなかったので、不安はありませんでした。
 

――スペックは40gのS。それまでお使いのシャフトに比べるとかなり軽く感じるかと思いますが、振り心地はいかがですか?
 

永田あおいプロ
今まで50gのSや60gのSを使っていたので、相当軽いですよね。引退後は重量のあるシャフトを振ると体に負担がかかり、左の肩周りが張ったりしていたんですが、アサルト・アタックを使い出してからはその症状もなくなりました。シャフトが仕事をしてくれるので、頑張って振りにいかなくてもいい。とにかく楽にスイングできています。
 

――飛距離は?
 

永田あおいプロ
私はもともと持ち球がフェードなんですが、アサルト・アタックを使い出してからフェードの幅が少なくなり、ボールが捕まるようになりました。フェード幅が少なくなり飛距離ロスが減ったということもあるのですが、格段に練習量が減ったにも関わらず、飛距離はほぼ変わってなくて、逆に少し伸びたかもしれません。
 

――Sとはいえ柔らかく感じると思うのですが、しなり戻りのスピード感はREVEシャフト独特。
 

永田あおいプロ
他社と比べると相当柔らかい。でもコントロールできない柔らかさではなくて、操作性も良い。しなり戻りのスピードを利用して飛距離を伸ばしつつも、フェアウェイにボールを運べるというのがREVEシャフトの印象です。軽量で楽に振れますし、ボールも上がるし、捕まるし・・・もっとたくさんのアマチュアゴルファーに打っていただきたいシャフトです。
 

――REVEの代名詞といえば、カモフラデザイン。永田あおいプロはどんなカラーを使っているんですか?
 

永田あおいプロ
ブルーのカモフラを使っています。目立ちますし、かっこいいですよね。
 

――REVEシャフトはどんなアマチュアゴルファーに使ってもらいたいですか?
 

永田あおいプロ
男性はもちろんですが、女性にもおすすめです。軽くて柔らかいのでヘッドスピードが遅い方でもシャフトがスイングスピードを上げてくれますので、ヘッドスピード以上の飛距離を出せるかもしれません。あと手打ちの方には、シャフトのしなりを感じることでリズムが良くなりますし、体全体を使ったスイングを会得することができるのではないでしょうか。
 

――今後はレッスンだけでなく、幅広くゴルフの普及に力を注がれるとのことですが、今後の活動の目標を教えてください。
 

永田あおいプロ
ゴルフは健康にも良いスポーツなので、これからもっとゴルファーの数が増えるような活動に取り組んでいきたいと思っています。今、それに繋がる企画を温めている最中ですので、そちらにも期待していただければと思います。
 

 

Profile


<永田あおいプロ(ながたあおい)プロ>
1988年生、鳥取県倉吉市生まれ。2008年プロテスト合格。2011年ステップ・アップ・ツアー「DEODEO CUP」で初優勝。ステップ・アップ・ツアーでは通算4勝を挙げる。2015年のQTで19位に入り、2016年レギュラーツアーにフル参戦。「アクサレディース」で自己最高の3位。2018年シーズンを最後にツアープレーヤー引退。現在新規事業実現へ向けて鋭意活動中。