2021.04.30

[アイズファクトリー]丁寧な作業とハイレベルな技術で、ニーズに応えるゴルフ工房!

アイズファクトリー

─The close-up Golf workshop

ビギナーから競技ゴルファーまで、誰でも気軽に入店できるアットホームな雰囲気。丁寧な作業とハイレベルな技術で、それぞれのニーズに応えるゴルフ工房!【スタジオゴルフ アイズファクトリー】

愛媛県の中予地方に位置し、五色浜をはじめとした海水浴場、予讃線や夕やけこやけラインから見える伊予灘など美しい光景が広がる伊予市。そんな伊予市にあるJR予讃線・北伊予駅から程近い静かな場所に2021年1月16日にオープンしたばかりのゴルフ工房が今回紹介する「スタジオゴルフ アイズファクトリー」だ。
 

オープンしたばかりということで、知名度はまだまだ高くはないが、地元のゴルファーを中心に口コミで噂を呼び、競技派はもちろん、女性やビギナーまでレベルを問わず、さながらゴルフクラブの駆け込み寺のごとく来店者は後を絶たない。
 

代表を務めるのは現在36歳の井関秋紀さん。仕事の付き合いでサラリーマン時代の26歳からゴルフをはじめ、それ以来どっぷりゴルフにはまった。「当時は仕事のお付き合いでのゴルフがほとんどでしたから、99くらいのスコアでラウンドできるようにと1人でショートコースへ行ったりしてプレーしていました。月1ラウンドの典型的なサラリーマンゴルファーですね」と恥ずかし気に話す井関さん。とはいえラウンド数は少なくてもゴルフ熱は一向に増すばかりで、サラリーマンを辞めた独立後は年間80ラウンドを5年ほど続けたという。  
 

もともとサラリーマン時代は精密機械の100分の数ミリの誤差を修理したりして、技術屋として活躍。それだけに自分自身のプレーだけにとどまらずゴルフ熱はクラブの構造にも向けられることに。「こんな風に調整すると球筋はこんなに変わるのか」。やればやるほど変化するチューンナップの面白さに取り憑かれ、気が付けば自分のクラブに留まらず友人や仕事関係者のチューンナップを行なうようになっていた。
 

アイズファクトリー

ほぼ趣味として行なっていたチューンナップだが、技術力の評判は人から人へと伝わって、ひっきりなしに依頼が届くようになり、職業としてクラフトマンになることを決意。地元の熟練した技術を持つクラフトマンへ弟子入りして、本格的に勉強、クラフトマン修行に没頭した。
3年ほどの修業期間を経て、一念発起して開店させたのがこの「スタジオゴルフ アイズファクトリー」。1階は自宅、2階が店舗になっており、おしゃ 

れな外観が特徴で、8台ほど停められる駐車場もあるので、ラウンド帰りに寄るのもOK。店舗には試打用の打席を完備しているので、納得いくまで試打もできるし、スカイトラックも導入しているので自分のリアルなスイングデータも一目瞭然だ。
 

「とにかくクラブを触ることが好き。皆さんに喜んでいただけることが自分の喜びでもあり、丁寧に仕事をするのがモットーなので、経営者としては失格かもしれないですが、商売は二の次」と井関さんは苦笑いを浮かべる。それだけ愛情と情熱を傾けるだけに、チューンナップやオリジナルクラブは完成度が高く、仕上がりは見事のひとこと。依頼者とディスカッションしながら嗜好や目標を聞いたうえで、細かな部分まで確認しながら理想的な1本を組み上げてくれる。もちろんそこには井関流のエッセンスも加えられており、長期間にわたって使用できるオリジナルクラブへと仕上げられる。口コミでの来店が多いというのも納得だろう。
 

オリジナルクラブやチューンナップはまだまだ一部のゴルファーが使用するクラブだと思われがちだが、自分のスイングや球筋、年齢や体力にマッチしたクラブは相当の価値がある。まさに上達の近道となってくれるはずだし、ゴルフの新たな魅力を見つけ出させてくれるだろう。ぜひ「スタジオゴルフ アイズファクトリー」を頼っていただきたい。
 
 

偶然出会ったインパクトボロンリボルバー。このシャフトの出会いがなければ、ショップを立ち上げることもなかったかもしれない。

 
そんな同店でのREVEシャフトの取扱いは、偶然からだった。クラブを触り始めたころの今から3年前。中古ショップで、とあるドライバーヘッドを探していたところ、お目当てのヘッドが装着されたドライバーを発見。早速購入して打ってみたところ「ものすごい飛距離で驚いた」そうだ。色々と調べていくうちにたどり着いたのが、ヘッドよりもシャフトにその要因があるということ。それがREVEの「インパクトボロンリボルバー」のSRだった。その後中古ショップを探し歩き、中古のREVEシャフトを買い込んでは検証してクラブを組み上げていった。そのクラブを知人に打ってもらうと「井関さんの組んだクラブはなんでこんなにも飛ぶの?」とほぼ100%言われるほどに。「REVEシャフトをもっといろんな人に使ってもらいたい」。そんな思いがこのショップには詰まっており、REVEシャフトとの出会いがなければ、ショップを立ち上げることはなかったかもしれないほどだという。
 

井関さんのおすすめのモデルは、やはり出会いのきっかけとなった『リボルバー』だ。「スペック表を見てもらうとわかりますが、Xでも重量は50g台。重量を聞くと軽すぎるんじゃないかというお客様も実際いらっしゃいますが、いざ打って頂くと軽さもまったく問題なく、頼りなさもないという方がほとんどです」と井関さん。特に初めてREVEシャフトを知ったという人には「ワッグルでは柔らかさを感じるでしょうが、ワッグルは無視してください。切り返しの時にどう感じるか。これがリボルバーのポテンシャルであり、すごさですから」と説明するという。「切り返しの時点では柔らかさはなく、しっかりした力強さを感じてもらえるはず」と独特の挙動こそが飛びの秘訣だと語気を強めるとのこと。
 


アイズファクトリー

井関さん自身も当然ながらリボルバーユーザー。スペックはRだ。「しなりが大きいのですが、しっかりとインパクトで戻ってきてくれますので、安心して振りにいけるんです。平均飛距離は220ヤードほどだったのですが、リボルバーを使い始めてからは240ヤードまで伸びています」と全幅の信頼を寄せる。
 

来店者にはなるべく、リボルバーを装着した試打クラブを薦めるという。今では競技志向のゴルファーはもちろん、ゴルフ歴1年ほどのゴルファーもリボルバーを使用して飛距離を伸ばしている。井関さんにとってリボルバーはまさに運命のシャフト。アイズファクトリーからリボルバーユーザーの拡がりは始まったばかりだ。
 

アイズファクトリー

<スタジオゴルフ アイズファクトリー>
■愛媛県伊予市上野139-1
■TEL: 090-7576-5917
■営業時間 9:00~19:00
■定休日 水曜日