皆本祐介プロ パッティングに特化したツアー「プロパッティングツアー」に挑戦!
プロパッティングツアー2021第4戦にREVE推薦選手としてツアープレーヤーの皆本祐介プロが出場!試合で磨き抜いたパッティングテクニックとパター専用シャフト「Black Knight」を武器に、プレーオフに進出!
–Professional golfer information
JPDA(一般社団法人日本プロドラコン協会)が主催するイベント「飛びゴル46in兵庫」が5月8日(土)、兵庫県朝来市の生野高原カントリークラブで開催され、「プロパッティングツアー2021第4戦兵庫大会」、「プロドラコンツアー2020+2021 第9戦 兵庫大会」が行なわれた。パッティングツアーではパター専用シャフト「Black Knight」使用選手、またドラコンツアーでは「アサルトアタック」「リボルバー」「イノベーションワン」「アーマード・レディ」などREVEシャフトユーザーが全国から頂点を目指して集結、それぞれが躍動した。
皆本祐介プロ
パッティングに特化したツアー「プロパッティングツアー」に、ツアープレーヤー・皆本祐介プロが挑戦!
プロパッティングツアーは世界初のプロパッティング団体として誕生した一般社団法人日本プロパッティング協会が主催する大会。ポイント上位者は2021年11月には賞金総額300万円のファイナル大会に進出できるというもので、兵庫大会にはドラコンプロを中心に34選手が出場、パッティングの腕前を競い合った。
競技は生野高原CCのパッティンググリーンに9つのカップを切り、すべてパー2の特設ホールを設定。午前9ホール、午後9ホールのストロークプレーを行ない、トップと2打差までの6選手が3ホールのプレーオフに進出できるという試合形式。同コースのパッティンググリーンは傾斜がきつく、スティンプメーターでは9.3フィートの表示だが、傾斜を加味すると10.5フィートをはるかに超えるスピードのホールもあり、非常にスリリング、プロが競い合うに相応しい舞台となった。
そんななか、ドラコンプロに交じり、REVE推薦選手として参戦したのがツアープレーヤーの皆本祐介プロ。「Black Knight」を武器に難しいラインを攻略、トップに1打差の2位タイでプレーオフに進出、プレーオフでは惜しくも南出仁寛プロに敗れたものの、優勝まであと一歩まで迫り、試合を盛り上げた。今回は皆本祐介プロに試合後にインタビュー!
普段、味わうことのできない緊張感の中でプレーできたのはいい経験。「Black Knight」は直進性も素晴らしいし、すごくタッチも合わせやすいので、この試合でも大きな武器になりました。
――慣れないパッティングツアーでの試合、お疲れ様でした。パッティング特化した、かなり神経をすり減らす試合となりましたが、初めてパッティングツアーに出場した感想は?
皆本祐介プロ
普段のストロークの試合とはまったく別の競技でしたが、すごく新鮮で楽しかったですね。
――普段はツアープロとして試合に出場し、屈指のロングヒッターとして活躍されているのですが、パッティングの自信は?
皆本祐介プロ
最近取り組んでいるのがショートゲームで、パター、アプローチは特に練習を積んできました。ですので、こういったパッティングの試合に出場させていただけるのは、その成果を試すには絶好の機会だと思い、出場の打診があった際は「はい」と即答させていただきました。
――18ホールラウンドしてイーブン。3バーディー・3ボギーというスコアに関してはいかがですか?
皆本祐介プロ
前半の9ホールは、初めての試合ですし、周りの盛り上がりもあって楽しみながらプレーできました。ただ後半に入ると、試合の本質のような部分が見えてきて、かなりシビアにプレーしなければスコアは出せないぞと。欲を出したいけど、欲を出すと大けがもある、そんな心の葛藤もあって、なかなかバーディーを狙いにいくのが難しかったですね。そのあたりが、この試合の面白い部分だと思いますし、イーブンパーというスコアは、攻めるに攻めれない、そういった部分を物語っているんじゃないでしょうか。
――ツアーにもつながる部分も?
皆本祐介プロ
ツアーで優勝争いをしたことはないのですが、もし自分が優勝争いをしていたらこんな心境でパッティングしているのかなぁ、なんて考えながらプレーしていた時もありましたし、すごく良い経験をさせてもらったと思います。
――18ホール終了後、上位6名でのプレーオフが行なわれました。プレーオフは3ホールで行なわれましたが、ギャラリーも固唾を飲んで見守りましたし、プレーしている側はもっと緊張感があったと思います。
皆本祐介プロ
4番目に3ホールをプレーしたのですが、前の3選手がことごとく5mほどもある1番ホールをワンパットで入れていくので、正直「なんでそんなに簡単に入るの?」って不思議に思いましたね。もちろん成績が良いからプレーオフまで残っておられる選手なので、入れてくるのは当然なんでしょうけど、「ツアープロである自分も入れないとまずいぞ」って。正直プレッシャーはかなりあったんです。
――それでも、きっちり1番はワンパットのバーディー。
皆本祐介プロ
自分の思った通りに打ち出すことができ、なんとか入れることができました。「Black Knight」は直進性も素晴らしいし、すごくタッチも合わせやすいので、打ってすぐに、これは入ったとわかりました。
――2番ホールは長いフックライン、さらに傾斜にカップが切られていて、文字どおりの難ホール。
皆本祐介プロ
もう少し膨らませて打ちたかったのですが、思ったよりボールが進まなくて少し手前からボールが曲がってしまいました。返しももう少し強めに打たなければいけなかったのですが、ショート目になってしまい、3パットのボギーとしてしまいました。
――結果的にこのボギーにより優勝を手にすることはできなかったのですが、悔いはありませんか?
皆本祐介プロ
悔いはまったくありません。すごく楽しかったですし、得るものも多かったので。これだけの緊張感のなかでプレーできたことは、すごく良い経験をさせていただいたと思っています。
――最後に使用したパター専用シャフト「Black Knight」について。
皆本祐介プロ
カーボンシャフトなんですが、硬さはスチールシャフトの5倍もあり、しなりがないのでロングパットでも自分の思ったラインどおりに打つことができます。打ち出したボールもきれいな順回転で転がってくれるので、タッチも合わせやすい。インパクトの余分な振動も吸収してくれるので、打感も非常に柔らかく感じます。試合の速いグリーンでも対応してくれるので、「Black Knight」のポテンシャルに助けられるケースも多いですね。これからも「Black Knight」で試合を戦っていくつもりです!
――「Black Knight」は大きな武器ですね。
皆本祐介プロ
もちろんです。これからも「Black Knight」を相棒に、頑張っていきます!