2022.05.18

究極のパッティング技術を競う、プロパッティングツアー第6戦兵庫大会

–Professional Golfer Information


日本プロパッティング協会
究極のパッティング技術を競う、プロパッティングツアーツアー第6戦兵庫大会
JPDA一般社団法人日本プロドラコン協会
驚愕の飛距離で頂点を目指す、プロドラコンツアー2022兵庫大会


プロパッティングツアーでチームレーヴが大活躍!
3選手による決勝で荒木美友選手が逆転で初出場、初優勝を飾る!
2位は予選トップ通過のカモンくん!

 

これまで全国各地をツアー形式で開催していた「アマチュア参加型ゴルフイベント!飛びゴル」が「地域貢献型ゴルフイベント!青空ゴルフ」へと名称が変更、さらにパワーアップした地域貢献型イベントとして5月7日(土)、兵庫県朝来市の生野高原カントリークラブで開催された。
 

これはJPDA(一般社団法人日本プロドラコン協会)が主催し、「ドラコンツアー」、「パッティングツアー」、「プロアマ」などを同日に開催、1打の「飛距離」と「精度の高さ」を見て・学んで・体験できるゴルフイベント。ゴルフの醍醐味をより味わえるイベントとして人気を誇り、今回で第53回を数える。
 

REVEでは昨年に引き続き、「プロパッティングツアー兵庫大会」「プロドラコンツアー兵庫大会」に特別協賛。パッティングツアーにはチームレーヴの石川元樹プロ、荒木美友選手、そしてJPDAドラコンプロ、日本プロパッティング協会認定プロのカモン君が出場、それぞれが持ち味を遺憾なく発揮、熱い戦いを繰り広げた!
 

チームレーヴの石川プロ、荒木選手、カモンくん

 
 

プロパッティングツアー 第6戦 兵庫大会

 
世界初のプロパッティング団体として誕生した一般社団法人日本プロパッティング協会が主催する大会で、今回が2022年第6戦。優勝者には賞金10万円が与えられる。兵庫大会にはドラコンプロを中心に43選手が出場し、パッティングの腕前を競い合った。
 

競技は生野高原CCのパッティンググリーンに9つのカップを切り、すべてパー2の特設ホールを設定。午前9ホール、午後9ホールのストロークプレーを行ない、トップと2打差までの6選手が3ホールのプレーオフ(ファイナルステージ)に進出できるというもの。同コースのパッティンググリーンは傾斜がきつく、一筋縄ではいかないホールばかりで、攻略するには絶妙なタッチとコントロールがマスト。少しでも手元が狂うと、3パット、4パットも覚悟しなければならないホールもあるなど、非常にスリリングで緊張感漂う舞台がつくり上げられた。 
 

そんななか、チームレーヴから3選手が出場。2021年男子ツアー「アジアパシフィックダイヤモンドカップゴルフ」にも出場した男子ツアープロの石川元樹プロ、日本プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯、NOBUTA GROUPマスターズGCレディースなどのビッグトーナメントにも出場した荒木美友選手、ドラコンプロ、パッティングプロ、レッスンプロの“三足の草鞋”を履くカモンくんが、手元重心&高剛性が生む、安定感抜群のストロークと滑らかな転がりを実現するレーヴのパター専用シャフト「BLACK KNIGHT」を手に、試合へと挑んだ。
 

 
 

予選トップはカモンくん、石川元樹プロは惜しくも決勝進出ならず

予選で躍動したのは、パッティングツアーでの経験も豊富なカモンくんで、前半2アンダー、後半3アンダーの5アンダー、トータル31(パー36)をマークし単独トップ通過を果たす。2位には前半1アンダー、後半3アンダーの4アンダー、トータル32で荒木美友選手が続く展開に。さらに4位タイには2アンダー、トータル34で石川元樹プロが食い込んだ。
 

ファイナルステージには予選上位6人が進出できるため、チームレーヴ3人がファイナルを戦うという期待も膨らんだが、予選競技で首位から2打以内の選手のみがファイナルに進出できるという規定により、カモンくん、荒木美友選手、そしてドラコン選手としても大活躍の松本宗矢選手の3人がファイナルに駒を進めることとなった。
 

4位タイながらトップから3打差のため、惜しくもここで涙を飲んだ石川元樹プロだが「初めて出場させていただきましたが、楽しかったですね。ツアーでもあり得ないような場所にカップが切ってあったりと、かなりパッティング技術が必要な試合だと感じました。チャンスがあればまた出場してみたいですね」と振り返った。
 

左から黒田カントリークラブさん、ファイナルに進んだカモンくん、荒木選手、松本選手

 
 

大逆転で荒木美友選手が優勝!

ファイナルステージは3ホールでのプレーオフマッチとして行なわれ、1番ホールは短く、1パットでのカップインが求められるホール、2番ホールは超ロングホールで、傾斜もあり、グリーンオーバーするとOBもあり得るホール、3番ホールは約3メートルという微妙な距離で、1パットでカップインさせたいが下手をすると3パットの可能性も・・・という三者三様の難コース。予選のスコアがそのまま持ち上がりとなり、カモンくんが5アンダー、荒木選手が4アンダー、松本選手が3アンダーでのスタートとなった。
 

実力者が揃ったファイナルステージ。初めにスタートしたのは是が非でもスコアを伸ばしたい松本選手で、1番をバーディーとしたが、果敢に攻めた2番の1打目が痛恨のOBとなり万事休す。3アンダーでホールアウトした。
 

続いてトップから1打差2位の荒木選手がスタート。1番ホールを難なく1パットで沈めてバーディーを奪うと、2番ホールはファーストパットをカップの約1.5mに寄せ、微妙な距離のパーパットをカップの真ん中から沈めてパーセーブ。3番ホールも手堅くパーとして、スコアを1つ縮めて、トップのカモンくんと並ぶ。
 

そして最後にカモンくんが満を持してスタート。荒木選手からのプレッシャーを受けつつも冷静にストロークに入ったカモンくんだったが、1番ホールのファーストパットを外して、まさかのパー。ここで荒木選手に並ばれると、続く2番ホールでも1打目を約2.5mショート、さらにパーパットを外してボギーとし、この時点で荒木選手が逆転。3番ホールもファーストパットを外してパーとして、トータル5アンダーで荒木選手の初出場初優勝が決まった。
 

日本パッティング協会・松谷代表理事(左I)と優勝の新木選手(右)

敢闘賞の黒沢選手(左)、寺岡選手(右)

 

改めてパッティング技術の高さが光った荒木選手は「普段の試合ではほとんど緊張することはないのですが、この試合はすごく緊張しました。予選のスタートホールは手が震えて、記憶がないほど。それでもなんとかスコアを伸ばすことができ、優勝できて本当に嬉しいです。パッティングは普段から得意ですし、レーヴさんのBLACK KNIGHTを信頼していますので、狙いどおりのラインに自信を持って打ち出すことができました」と笑顔を浮かべた。また今回、注目のパターグリップ「SUPER HAND GRIP」も試合で使用。「ヘッドに向かうにつれて太くなる形状は、パターヘッドのフェース面をより感じることができますので、狙い通りに打ちやしやすいですね。タッチも合わせやすいですし、緊張した場面でも安心してストロークできるグリップです」と賛辞を惜しまなかった。
 


一度使ったらやめられない新感覚パターグリップ「REVE SUPER HAND GRIP」

 

 


<荒木美友選手・使用パタースペック>
■ヘッド/MIRTH
■シャフト/REVE BLACK KNIGHT
■グリップ/REVE SUPER HAND GRIP


【プロパッティングツアー 第6戦 兵庫大会上位成績】
荒木 美友<トータル 5アンダー>優勝賞金100,000円
カモンくん<トータル 4アンダー>
松本 宗矢<トータル 3アンダー>
<敢闘賞(賞品/REVE SUPER HAND GRIP)>
寺岡沙弥香
黒沢 拓也