プロドラコンツアー2022兵庫大会に石川元樹プロが参戦！
–Professional Golfer Information
プロドラコンツアー2022兵庫大会に石川元樹プロが参戦！
プロパッティングツアー第6戦兵庫大会と同時に開催されたのが、プロドラコンツアー2022 兵庫大会のチャンピオンズリーグ予選・決勝。この前日に行なわれたチャレンジリーグにチームレーヴの石川元樹プロが出場、注目を集めた。
ツアー屈指の飛ばし屋と知られる石川元樹プロがついにドラコンに参戦だ。この試合の前週には鹿児島県南九州市の三豊ゴルフクラブで開催された「PLDA世界選手権日本代表決定戦 西日本大会」オープンディビジョンに出場、ドラコンを初めて体感した。上位４名は日本代表選手として10月3日～8日にアメリカ・ネバダ州メスキートで開催されるPLDA世界選手権に派遣されるとあって、戦前の予想どおりハイレベルな戦いが繰り広げられた。結果、石川元樹プロは準々決勝で325ヤードを放つものの、同記録だった選手とのサドンデスで敗れ、敗退。日本代表の権利は得られなかった。
入れ替え昇格戦に出場するも、惜しくも３球のグリッドインならず
迎えたプロドラコンツアー2022 兵庫大会。この試合は「ゴルフにつながるドラコン」を掲げ、２分30秒の時間内に６球中３球を約30ｍの幅に収めなければいけないシビアな試合形式。３球の平均飛距離を競うというアキュラシードライブ（正確性）も求められるため非常にスリリングで、１球だけどんなに飛ばしても、3球以上グリッドイン（枠に納める）させた選手が上位になるというもの。チャレンジリーグの出場となった石川元樹プロはオープンCブロックを１位通過し、決勝へと進出。決勝では368ヤード、360ヤードと圧倒的な飛距離を叩き出したものの、惜しくもグリッドインはこの２球のみ。３球をグリッドインさせた2選手が１・２フィニッシュとなった。
この結果により、今大会の石川元樹プロの戦いは幕を閉じたかに思えたが、チャレンジリーグを終えたことで、上部カテゴリーのチャンピオンリーグの選手との入れ替え昇格戦に出場できることが判明。パッティングツアーを終え、ドラコンツアーへとシフトチェンジし、戦いに挑んだ。
入れ替え昇格戦でのチャレンジャーは相手の記録に関わらず、３球をグリッドインさせるのが最低条件。戦い方としては手堅く３球をグリッドインさせ、それ以降のボールで記録を伸ばすのがセオリーだが、石川元樹プロは「プロゴルファーである以上、ギャラリーに自分の飛距離を見てもらいたい」とすべてのボールを全力でスイング。残念ながら３球グリッドインさせることができず、チャンピオンリーグ昇格はならなかったが、「石川元樹、ここにあり」を示し、大きく爪痕を残した。
「ツアー選手のプライドもありますし、３球グリッドインしたかったのですが、残念ながら結果を残せませんでした。ドラコンはツアー競技とはまったく違った雰囲気で、すごく楽しかった。この経験をツアーにも活かしていきたいですね」とやや悔しさを滲ませながらも、前を向いた。
＜石川元樹プロ・使用シャフト＞
■REVE ASSAULT ATTACK＜アサルト・アタック＞
