2022.08.01

谷 大プロ レイヴァー・アーマード・レディでワールドワイドな活躍を目指す!

谷大プロ

–Professional Golfer Information


レイヴァー・アーマード・レディを使用したことで、ドライバーの球筋が激変。正確無比なドライバーショットを身につけ、国内ツアーにとどまらず、アジアンツアーでの優勝、そしてワールドワイドな活躍を目指す!
谷 大プロ<タニ マサル>

聞き手/編集部
取材地/樫山ゴルフランド


明徳義塾高校から名古屋商科大学へ進学という、ゴルフの王道を歩みながら、卒業後は一旦ゴルフショップへ就職。アマチュアとして活動するものの、思うところあって本格的にプロを目指そうと一念発起、24歳から研修生に。その後、たゆまぬ努力を重ね、2015年のPGA資格認定テストを見事勝ち抜き、27歳で晴れてプロゴルファーとなった谷 大プロ。
 

その後はABEMAツアーやアジアンツアーなどで試合経験を積み、来たるべき国内QT、アジアンツアーQTに向けスキルアップに励んでいる。現在は多くのプロや研修生のコーチングを行なう森岡賢氏の門を叩き、メインツアー出場を目指し、二人三脚で課題克服に取り組む。
 

そんな谷 大プロの課題のひとつだったのがドライバーショットの精度で、方向性のバラツキから時にドライバーショットのミスからスコアを崩すこともあったという。そこでミスをカバーするべく、森岡コーチから勧められたのがREVEのレイヴァー・アーマード・レディ。しなり戻りが速く、コントロール性能と飛距離の両立を実現した今なお衰え知らずの名器で、このモデルが谷 大プロにフィット。
 

ばらつきがなくなり、高初速のストレートボールを生み出すこととなった。
今回はレイヴァー・アーマード・レディを手にし、国内ツアーにとどまらず、アジアンツアーから世界へと大きく羽ばたこうと努力を続ける谷 大プロに話を聞いた。


 
 
 

谷大プロ

アジアンツアーの下部ツアーであるADTは年々レベルが高まっており、そこでプレーすることは自分のスキルアップにもつながるし、吸収するものも多い

――2022年はコロナ禍ではありつつも、ほとんどが有観客での開催となったプロトーナメントですが、谷プロも貪欲に試合出場を続けておられるようですね。
 

谷 大プロ
2019年に受けたアジアンツアーのQTの権利で、ようやく再開されたADTというアジア下部ツアーに出場してきました。5月はタイで4試合、6月はインドネシアで1試合。このツアーは下部ながらも4日間競技ということで、集中力を持続するのが難しかったり、体力面での強化になったり、試合勘を養うには最高のツアーだと感じています。今後も出場できる試合は可能な限り、出場するようにしています。
 

――海外の試合への参戦はいい経験になりますね。
 

谷 大プロ
東南アジアの選手だけでなく、台湾や韓国、中東の選手や欧州ツアーに出場している選手など国籍は様々なので、色んな国の選手とプレーするのは楽しいですね。ADTのレベル自体も年々高まっていますので、そこでプレーするということは自分のスキルアップにもつながりますし、吸収するものも多いと思っています。
 

――アジアンツアーは欧州ツアーとも連携を深めて共催競技も多く、アジアンツアーから欧州ツアーへとつながる試合もありますし、出場する価値は大きいですね。
 

谷 大プロ
もともと海外での試合に興味がありましたし、賞金額は少なくても欧州ツアーのビッグトーナメントに出場できるルートがあるのなら、その可能性を探るのも悪くないんじゃないかと。自分のプレー次第で欧州ツアーのトビラを開けることができるわけですから、一打一打、やりがいを感じながらプレーしています。
 

――国内に目を移しますと、今シーズンはABEMAツアー「ジャパンクリエイトチャレンジ in 福岡雷山」への出場はありますが、思うような試合出場の機会に恵まれていません。
 

谷 大プロ
ABEMAツアーの出場も今のところ厳しい状況。今後はQTを中心に、2023年のツアー出場を得ることが最大の目標になります。
 

谷大プロ

――QT通過に向けての調整具合はいかがですか。
 

谷 大プロ
ティーショットが安定するかしないかでゴルフ内容が変わってくるところがありますので、常に安定したティーショットを打てるようにコーチである森岡賢さんにチェックしていただきながらスイングをアップデートしています。ショット自体はすごく調子も良いので、精度さえ上がれば当面の目標であるQTのファイナルまで進むことはできるんじゃないかと感じています。
 

――森岡コーチはプロ、研修生、アマチュアと数多くのゴルファーを支える名コーチとして注目されています。
 

谷 大プロ
森岡コーチは学年が1つ上でが、実は中学の頃からよく知った存在だったんです。コーチングは私がプロ入り後からしていただいているのですが、すごく頼りになる、信頼のおけるコーチですね。
 
 

谷大プロ

1球目から理想どおりのストレートボールが打てたのがレイヴァー・アーマード・レディ。飛距離も15ヤードアップ

――そんな谷 大プロですが、ドライバーのシャフトをレイヴァー・アーマード・レディに変更したそうですね。レイヴァー・アーマード・レディを使用するようになったきっかけは?
 

谷 大プロ
森岡コーチからの推薦です。森岡コーチとラウンドしていた際に、右の振り遅れのミスが出てしまっていて、それを見かねた森岡コーチから「一度打ってみては」と手渡されたのがレイヴァー・アーマード・レディを組んだドライバーだったのがきっかけ。正直クラブを替えたところで、球筋は変わらないだろうとたかをくくっていたのですが1球目から理想どおりのストレートボールが打てたんですよね。シャフトを替えただけでこれだけ変わるのかって、驚きました。それ以来レイヴァー・アーマード・レディを使わせていただいているのですが、理想的なストレートボールが打てていますし、飛距離もかなり伸びています。
 

――飛距離はどれくらい伸びましたか。
 

谷 大プロ
キャリーで15ヤードは伸びていますね。スピン量も抑えられていますし、以前より強いボールが打てています。
 

――挙動はどう感じますか。
 

谷 大プロ
60Xというスペックを使用しているのですが、以前使用していたシャフトよりも、かなり柔らかいイメージ。柔らかいシャフトはインパクトでヘッドが戻り切らなくて、どうしてもボールがふけてしまうじゃないかって思っていたんですが、レイヴァー・アーマード・レディはタメをしっかりつくっても、インパクトを迎える前に先端が素早く戻ってきてくれるので、ボールをすごく乗せやすい。これだけのしなり戻りを利用できるわけですから、飛距離が伸びるのも納得です。
 

 

――レイヴァー・アーマード・レディはREVEの代名詞であるボロンではなく、カーボン素材ながらもしなり戻りが早く、コントロール性能と飛距離の両立を実現した名器として今なお人気のモデルです。その魅力は?
 

谷 大プロ
他社はどうしても、スイングのスピードをシャフトに合わせなければいけないモデルが多いのですが、これは柔らかいながらも振れば振るほど応えてくれるというか、手ごたえを感じるというか、シャフトが使い手側のスイングに合わせてくれるような感覚があるんです。不安なく振りにいけるというのは魅力ですね。
 

谷大プロ
谷大プロ

――レイヴァー・アーマード・レディはアマチュアからも人気なのですが、まだ知らないアマチュアゴルファーもいます。どんなゴルファーに使用してもらうと効果的だと思いますか?
 

谷 大プロ
私もそうだったんですが、スピン量が多いアマチュアの方に使っていただきたいですね。ボールの吹き上がりを抑えてくれるので、かなり飛距離ロスが減ると思います。もちろん飛距離を伸ばしたいアマチュアゴルファーにもおすすめで、しなり戻りをしっかり感じてもらえますので、ボールを押す感覚を感じてもらえるのではないでしょうか。スペックを合わせていただければ、どんなタイプのゴルファーにもマッチするシャフトだと思いますので、ぜひ試打していただいて、ポテンシャルを体感していただきたいですね。
 

――最後に谷 大プロの今後の目標を教えてください。
 

谷 大プロ
日本国内のQTだけでなく、アジアンツアーでもQTの上位に入り、メインツアーを主戦場にしたい。日本のQTを通過できたとしてもアジアンツアーにも出場していきたいので、両ツアーで活躍することが目標ですね。常に挑戦する気持ちは持っておきたいので、出場できる試合はどんどん出ていきたいと思っています。
 
 

谷大プロ

Profile


<谷 大(タニ マサル)プロ>
1988年6月3日生まれ。身長170㎝、体重73㎏。大阪府吹田市出身。明徳義塾高校から名古屋商科大学へ進学という、ゴルフの王道を歩みながらも、卒業後は一旦ゴルフショップへ就職。思うところあって本格的にプロを目指そうと一念発起し24歳から研修生に。27歳時の2015年プロテストで合格。その後アジアンツアーやABEMAツアーで活躍。現在、森岡賢コーチに師事し、国内ツアー、アジアンツアーのメインツアー出場を目指し、努力を重ねている。