TOXICの低ロフトモデル「6D」が再登場
ドラコンアジアチャンピオンのステファン・スコッティが使用するREVEオリジナルヘッド、TOXICの6度モデルが再リリース!
ファン待望の再登場だ。かねてから再販の要望が多かったREVEオリジナルドライバーヘッド、TOXIC R460のスペシャルモデルであるロフト角6度の「6D」モデルが、満を持して再リリースされたのだ。
6Dモデルは、そのロフト角が示すとおり、ドラコン選手たちを中心に人気となったモデル。ドラコン競技ではできるだけスピン量を抑え、アッパー軌道で振り抜き、高弾道・低スピンのボールで飛距離を伸ばすため、低ロフトのクラブヘッドを使用するのが主流。TOXIC6Dモデルもドラコン競技を意識して製造され、多くのドラコン選手たちにさらなる飛距離をもたらした、低ロフトのいわばファクトリーモデルといえる存在だった。
そのようなモデルのため、生産数は少数で、使用プレーヤーも絞り込まれたまま惜しまれつつも生産は終了。レアモデルとして、確固たる地位を築いてきた。
そんな「6D」の人気に再び火をつけたのが、2023年8月に来日し、話題となったオーストラリア・メルボルン出身のドラコンプレーヤー・ステファン・スコッティ(Steffan Scutti)だ。2022年にタイで開催されたアジアオープンに出場し、403ヤードを記録して優勝、アジアチャンピオンに輝いたトップ選手で、かねてからレーヴシャフトを使用して、ドラコン競技で活躍するドラコンモンスターだ。
ドラコン競技ではシャフトはレイヴァー・アーマード・レディとアサルトアタックを使用。ヘッドはどちらもTOXICのロフト角3度の特注モデルを装着。今回のアジアオープン優勝によりレーヴのポテンシャルの高さはさらに世界中へと広がり、飛距離を求める多くのゴルファーから低ロフトのTOXICを求める声が上がり、今回、ステファン・スコッティがストロークプレーで使用する「6D」モデルが再リリースされたというわけだ。
素材を生かし、空力で前へ弾き飛ばす、TOXIC R460ドライバーヘッド
TOXIC R460はいかなるゴルファーでも飛距離、方向性、弾道のすべてにおいて高次元の一打を実現する、REVEシャフトにマッチするようデザインされ、リリースされたドライバーヘッドだ。その独特の形状は、空気全体を味方につけるよう徹底的に計算、デザインされている。
なかでも最も印象的なソールの溝は、ディフューザーの役目を果たしており、円心上、ななめ上、トップダウンにかけてのヘッド周辺に吹きつけるダウンスイング・ブローイング(空気抵抗)が整流効果を高め、ヘッドスピードをさらにアップさせるよう設計されている。
敢えて主流ともいえる高反発チタン素材を採用せず、ねばりとコントロールで飛距離を伸ばすことを追求。6-4チタンBeta素材を採用することで、ボールを捉えた瞬間のたわみ、粘りでボールを前面に打ち出すREVEシャフトのポテンシャルを最大限に活かした相乗効果を生み出しているというわけだ。
フェース面にボールを感じることが大切であり、これによりボールのスピン量を制御、正確な飛距離アップをしながら思い通りのボールコントロールが実現できるヘッドに仕上げられている。
今回の「6D」の再リリースは、ボールが吹け上がってしまいボールが前に行かず、せっかくのパワーを活かせず悩んでいたゴルファーにとって、ビッグニュースなのは間違い。TOXIC R4606Dを手にあくなき飛距離を求めてはどうだろうか。