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快挙達成だ！かねてからREVEシャフトを愛用し、アマチュア復帰後、初戦となる「第21回関西女子ミッドアマチュアゴルフ選手権」で優勝を飾った伊藤　綾選手が、各地区選手権で勝ち上がってきた選手だけが出場を許される公益社団法人日本ゴルフ協会主催「第27回日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権」にて、並みいる強豪を抑え、2位に2打差をつけて見事優勝を飾った。
 

2023年11月9日(木)～10日(金)の2日間にわたり、徳島県阿波市にあるジャンボ尾崎プロ設計・監修による本格チャンピオンコースとして知られるＪクラシックゴルフクラブ(6,011Y・P72)を舞台に開催された本年度の日本女子ミッドアマ。　晴天に恵まれた初日は、昨年3位の中谷 玲選手が4バーディ、1ボギーの69で首位に立ち、伊藤　綾選手も5バーディを奪ったものの、3ボギーとしてしまい、伊藤選手が中谷選手を1打差で追う展開で最終日へと突入した
 

前日とは一転し、雨が降りしきる最終日、伊藤選手は出だしからバーディを奪って中谷選手に並ぶと、3番、6番もバーディとして、スコアを落とした中谷選手を一気に逆転、前半を終えて首位に立った。後半も11番をバーディとしたものの、日本タイトルへの重圧か、13番、14番をボギーとしてしまう。初日3位タイで伊藤選手の1組前をプレーする、同じくREVEユーザーでもある下室舞弥選手が我慢のゴルフで伊藤選手を追随、しかし前半の貯金を持つ伊藤選手が18番をダブルボギーとしたものの、下室選手に2打差、ただ一人アンダーパーの143で大会初出場初優勝を果たした。
 

2位タイには下室舞弥選手が続き、関西女子ミッドアマ同様、REVEユーザーの1位・2位フィニッシュが実現した。
 

今回は嬉しい大会初出場初優勝を飾った伊藤　綾選手に、悲願達成の喜びの声を聞いた。

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めちゃくちゃ嬉しいです。日本女子ミッドでの優勝は今年一番の目標にしていましたので、本当に優勝できてホッとしています

――悲願だった日本女子ミッドアマチュアゴルフ選手権、優勝おめでとうございます。今回の優勝には色々な思いがあったと思いますが、まず優勝した気持ちを教えてください。
 

伊藤 綾選手
正直、めちゃくちゃ嬉しいです。日本女子ミッドでの優勝は今年一番の目標にしていましたので、本当に優勝できてホッとしています。やったー！って感じです！
 

――日本女子ミッドは、年齢層も幅広く、アマチュア競技で常に上位に入っている百戦錬磨の選手など、出場選手も様々。そういったカテゴリーで日本の頂点に立たれたわけですが、今回の試合に懸ける意気込みはどれ程のものだったのでしょうか？
 

伊藤 綾選手
全国から強い選手が優勝を目指して出場する試合ですから、まず、どんな選手が出場してくるのか、それも楽しみな部分でした。私自身、どんな選手が出場しようが、日本のタイトルを獲りたい気持ちは強かったのですが、私のようにプロを目指していた選手もたくさん出場してくるなか、簡単には日本を獲れないことはわかっていたので、関西女子ミッドが終わって、日本女子ミッドが始まる約1ヶ月間は、気持ちがソワソワしていましたね(笑)。
 

――アマチュアに復帰して、関西女子ミッド、日本女子ミッドと連勝。初出場でこの成績は驚異的ですが、改めて、アマチュアとしての優勝の感想を教えて下さい。
 

伊藤 綾選手
初出場でどちらも優勝できて嬉しい気持ちでいっぱいです。日本女子ミッドでは、大会初日は割と落ち着いてプレー出来たのですが、優勝を目前とした最終日はすごく緊張しました。そんな状況でも勝つことができて、自信にもつながります。
 

――今回の試合は、徳島県阿波市のJクラシックゴルフクラブ。フラットながらもホールは変化に富み、プロの試合も開催されるチャンピオンコースです。コースに対してどのような対策を練っておられたのでしょうか？
 

伊藤 綾選手
JクラシックはOBはないのですが、フェアウェイは狭くてバンカーがたくさんあり、池が入り込んでいてグリーンが大きいので、傾斜がすごくトリッキーなコースだと思います。本当に面白いコースだなぁって練習ラウンドに行った時思いました。
 

――対策は？
 

伊藤 綾選手
刻むところは刻んで、攻めるところは攻めると、しっかり打ち分けなければスコアは伸ばせないコースですね。あとはグリーンです。ピンポジションによって、攻め方が左右されるのでどこに落とすかをしっかり考えてラウンドしていました。
 

――Jクラシックは南国をイメージして、たくさんの椰子の木が植栽されていますね。日本のコースではないような雰囲気です。
 

伊藤 綾選手
コースに椰子の木が1800本もあって、私の大好きなハワイのような雰囲気なんです。そんななかでプレーできて、本当に最高でした！
 

――初日は2アンダーのスコアを出すものの、首位に1打差の2位。初日を終えて、この順位とご自身のプレーについてどのように考えておられましたか？
 

伊藤 綾選手
アイアンのショットが好調で、気持ち良くラウンドできていました。2アンダーでホールアウトできましたが少しもったいないミスもあったりして、もうちょっとスコアを伸ばせたかな？って思えたラウンドでした。首位と1打差の2位はあまり気にしていなくて、明日も自分のゴルフをすることだけを考えていました。
 

――最終日は雨模様。どのような戦略を練っておられましたか？
 

伊藤 綾選手
戦略とかはなかったのですが・・・昔から雨の日のラウンドは苦手じゃないんです。周囲には雨の時強いよねって言われるんですけど・・・自分でもなんでかわからないんです。戦略とかではなくて、いつも通りラウンドできたことはすごく良かったと思っています。
 

――前半は3バーディ、1ボギーで2つスコアを伸ばしました。トップの選手がスコアを前半だけで4つ落としていましたので、逆転。最終18番でダブルボギーとしてしまったものの、2位に2打差をつけての優勝。唯一のアンダーパーとなりました。大会2日間を通してよかったところというのは？
 

伊藤 綾選手
たくさんボギーも打ってしまいましたが、そのかわりに沢山バーディも取ることができてよかったです。とにかくアイアンショットがよかったです！大きなグリーンのどのポジションに打つか。それをしっかり決めて打っていけたことが今回の優勝に繋がったのかなって思います。最後のダブルボギーは愛嬌ってことで・・・(笑)。本当は悔しいですけど(笑)。
 

――優勝に結び付く、ポイントになったホールやプレーは？
 

伊藤 綾選手
今回は関西女子ミッドの時のように、ここがよかったとかはないのですが、初日、最終日ともに出だしバーディだったのが落ち着いてプレーできたポイントだったのかなと思います。
 
 

 
 

ASSAULT ATTACK 50SとTOXICの組み合わせはとにかく曲がりません！自分でミスショットしたなと思ってもそこまで大きく曲がらないので本当に助かっています

――今回もドライバーはREVEのヘッド「TOXIC」、シャフトに「ASSAULT ATTACK 50S」という組み合わせですか？
 

伊藤 綾選手
はい！前回と変わらずその組み合わせです
 

――改めてこのドライバーの良さ、魅力を教えてください。
 

伊藤 綾選手
とにかく曲がりません。自分でミスショットしたなと思ってもそこまで大きく曲がらないので本当に助かっています。それなのにしっかり飛んでくれるのがこのシャフトで好きなところです。
 

――日本女子ミッドでもこのドライバーは活躍してくれましたか？
 

伊藤 綾選手
もちろんです！大きなミスもなく本当に活躍してくれました。ドライバーだけではなく本当に今回はアイアンのシャフトにもたくさん助けられました。本当にぶれを少なくしてくれてうれしいです。
 

――念願だった日本女子ミッドの優勝者になられたわけですが、この先の目標を教えてください。
 

伊藤 綾選手
来年は日本女子アマで若い子に負けないように少しでも上位めざしたいです。あと本当に出るのが夢だった日本女子オープンに出場できるので大きな声では言えませんが、ベストアマ目指して練習していきたいと思っています！

※伊藤 綾選手にはボランティアで取材させていただきました。