2024.03.25

藤田光里プロがASSULT ATTACKを手にツアー2勝目を目指す!

–Professional Golfer Information


日本の女子ゴルフ界において、才能と人気を兼ね備えたプレーヤーのひとりとして活躍する藤田光里プロ。美しいスイングと冷静なプレースタイルで多くのファンから愛され、ゴルフの実力だけでなく、モデルとして活躍する妹をキャディーとして起用したり、試合中のおしゃれなファッションなど、常にファンやメディアからの視線を集めてきた美人プロだ。
 

2013年のプロテスト合格以来、ファンのこころを掴んできた藤田光里プロは2015年「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝。しかし2018年には肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)を抱えていた左ひじを手術し、苦しいリハビリ生活を送った。そんな困難を乗り越え、2019年には見事、下部ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」で復活優勝を果たし、地道な努力と継続的な成長が話題となった。
 

そんな彼女がさらなる飛躍を遂げるため、ドライバーのシャフトをREVEに変更。2024年シーズンは人気シャフト「ASSULT ATTACK50s」とともに戦うこととなった。
 

今回、2024年シーズンを前に、実際にREVE本社で入念な調整を行なっている最中の藤田光里プロにインタビューをお願いした。


取材場所/REVE本社
 
 
 

ASSULT ATTACKは変なねじれがなくとても素直。ミスショットしてしまった時でも自分の思ったミスの度合いよりも狭く収まってくれてお気に入り

――入念なクラブ調整中にインタビューさせていただけるとのことで、ありがとうございます。今回はドライバーに装着予定のシャフト「ASSULT ATTACK」のテストをしていただいているということで、そのあたりをお聞きしてきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 

藤田光里プロ
よろしくお願いいたします!
 

――では、まず現在使っておられるシャフトとヘッドのモデルを教えていただけますでしょうか。
 

藤田光里プロ
はい、シャフトはREVEさんの「ASSULT ATTACK50s」というモデルです。ヘッドはキャロウェイの「PARADYM ◆◆◆(トリプルダイヤ)」の10.5度になります。
 

――ありがとうございます。ASSULT ATTACKについてになりますが、このシャフトを使った初めての印象はいかがでしたか?
 

藤田光里プロ
まずコスメの可愛さに驚きました。今までにないデザインでぐっと心を掴まれた感じです(笑)。それに実際にボールを打ってみて感じたのは、もともと少し長めのシャフトが好みではあるんですが、ブレがすごく気になるんです。バックスイングから切り返しの際にブレるとどうしてもインパクトで不安になってしまうんですが、ASSULT ATTACKは変なねじれがなくとても素直。それが好みですね。それに感覚的な部分で、ミスショットしてしまった時に、ミスの度合いが手に残るものなんですが、自分の思ったミスの度合いよりもすごく狭く収まってくれているところもお気に入りです。
 

――試合中、ミスの手ごたえよりもミスの範疇が狭いと安心しますよね。
 

藤田光里プロ
そうなんですよね。私の場合、最近は左へのミスよりも、右へのペラペラってミスが多かったんですが、それも思ったより小さな範囲で収まってくれていて、右方向への怖さも少なくなっていて。それがすごく良いなって思っています。
 

――「PARADYM ◆◆◆(トリプルダイヤ)」はREVEユーザーの方も多く使われているドライバーヘッドなんですが、このヘッドとの相性はいかがですか?
 

藤田光里プロ
キャロウェイさんでクラブを組んでいただくときに、ヘッドとシャフトが組み上がった状態で使わせていただいているので、正直最初は大丈夫かな?とは思ったんです。でもこのヘッドでREVEさんのいろんなシャフトを試打させていただいて、このヘッドにはASSULT ATTACKが合うし、私自身のスイングにもマッチしていると感じています。
 

――ありがとうございます。これまで試打したなかで一番のお気に入りですね。
 

藤田光里プロ
そうなんです。それにアドレスした時にシャフトの見た目も重視するので、色も好きですし、打ち心地も好きですね。
 

――ちなみにカラーはパープルを使っていただいています。
 

藤田光里プロ
きれいですよね。特に太陽に当たると結構キラキラした紫になるので、それも好みです。
 
 
 


ASSULT ATTACKはしなりを感じやすいですし、しなりのタイミングがマッチした時の距離はやっぱりすごい

――調整を兼ねてASSULT ATTACKを打っていただいたんですが、ボールが捕まっている感じがしましたね。
 

藤田光里プロ
以前からハイドローを打ちたくて頑張っているんですけど、このシャフトに替えてハイドローが出やすくなった感じがします。
 

――基本的にドロー系が持ち球なんですか?
 

藤田光里プロ
もともとドローが持ち球だったんですが、肘の手術をしてからカット打ちになってしまってフェードになって。今はそれを治そうと頑張っているんです。
 

――一番いい時のドローに戻していると。
 

藤田光里プロ
そうですね。今はどちらかというと右に左にというよりは、真っ直ぐ目のボールで、良い時にはハイドローという感じで。
 

――254ヤードが出たり、データを見ると飛距離も出ています。
 

藤田光里プロ
飛んでますね。
 

――それにスピン量も2300rpm、打ち出し角15度と、良い数値が揃っています。
 

藤田光里プロ
そうですね。打ち出し角度は12度とか、試合だともっと低かったりと、もともと球筋が低かったので、それが少し改善されたのも嬉しいですね。
 

――ねじれがない分、自分で戻してこなきゃっていう余計な力が働かないので、なおさら自信持って打てるというのもありますよね。
 

藤田光里プロ
あります。
 

――それからスイング中にシャフトのしなりって結構感じやすいとか逆にあんまり感じしないというのはありますか?
 

藤田光里プロ
自分のスイング的にしなりを感じながら打てる方がいい球を打てるので、しなりを感じて打てた時は結構いい球が出るんです。特にASSULT ATTACKはしなりを感じやすいですし、しなりのタイミングがマッチした時の距離はやっぱりすごいです。
 

――プロ・アマチュア問わず、使えば使うほど慣れてきますので、その分距離も伸びて、方向もコントロールしやすい。
 

藤田光里プロ
当初、恐る恐る打っていた時期もあったんですが、シャフトに慣れて振れるようになると、自信を持って振り回せるようになる感覚は確かにあります。
 

――ASSULT ATTACKですが、アマチュアの方が使用するにあたって、こんな方におすすめというのはありますか?
 

藤田光里プロ
そうですね、やっぱりボールが上がらないで困っている方ですね。それにねじれがなくてすごく素直なので、シャフト選びに悩んでいる方は一度試していただければと思います。
 

――シャフトって自分が振った時より余計にねじれたりすると気持ち悪いですもんね。考えることも増えますし、右も左も出てしまって悩みが増えてしまいます。では最後にこんなことを気にするとREVEシャフトがもっと使いやすくなるよっていうようなアドバイスを頂けますか?
 

藤田光里プロ
実際に自分が使ってみて、最近思うのはやっぱりREVEさんは飛ばしてる方が使っているイメージ。コツとしてはバックスイングから切り返しでしっかりタメをつくって、しなりを使うことで、REVEさんの性能をより引き出せるんじゃなかと思います。私もそこを気を付けていますし、ぜひやっていただければと思います。
 

――ではこのインタビューをご覧いただいている方々にひとことお願いします。
 

藤田光里プロ
REVEさんのシャフトはドライバーとユーティリティに使わせていただいているんですが、コスメも可愛くてお気に入りなので、ツアーでたくさん優勝争いをして画面に映るように頑張りますので、応援よろしくお願いいたします!
 

――どうもありがとうございました。頑張ってください!
 

藤田光里プロ
頑張ります!
 
 

Profile


<藤田 光里(ふじた ひかり)>
1994年生まれ。3歳のころから父の影響でゴルフをはじめ、中学校2年時の2009年から2013年まで北海道女子アマチュアゴルフ選手権5連覇を達成。2013年8月にプロテストに挑戦して合格。同年12月、国内女子ツアーの来季出場権をかけたファイナルクオリファイングトーナメント(QT)にて、ルーキーながら6打差をつけトップ通過を果たす。その後、LPGA新人戦 加賀電子カップでプロ初優勝を果たし、QTトップ通過と合わせて初めてのダブルタイトル獲得。2015年「フジサンケイレディスクラシック」でツアー初優勝。2018年には肘部管症候群(ちゅうぶかんしょうこうぐん)を抱えていた左ひじを手術し、リハビリ生活を送るが、2019年の下部ツアー「ユピテル・静岡新聞SBSレディース」で復活優勝を飾る。2024年2月に会社員男性との結婚を発表。